ChatGPT との対話: “allow for” の訳し方


<ChatGPTへの質問>
 以下は、バートランド・ラッセル(Bertrand Russell)の英文及び、DeepLによる日本語訳, Googleによる日本語訳、及び,みんなの自動翻訳による日本語訳です。これらの3つの訳を参考にして、もっとよい日本語訳をしてください。なお、’subject’.を「主体」とか「主題」と訳していますが、この場合は(哲学用語としては)「主観」という訳語がよいと思われます。また、「allow for」がどうしてそのような訳になるか教えてください。

★日本語訳をしてもらいたいラッセルの英文
For these reasons, while I adhered to my criticisms of the monistic and pragmatist theories of truth, I had to find a new theory to allow for the rejection of the ‘subject’.

<DeepLによる日本語訳> こうした理由から、私は一元論やプラグマティズムの真理論に対する批判を堅持しつつも、「主体」の否定を可能にする新しい理論を見つけなければならなかったのです。

<Google 翻訳による日本語訳> これらの理由から、私は一元論的でプラグマティストな真実の理論に対する私の批判に固執する一方で、「主題」の拒絶を可能にする新しい理論を見つけなければなりませんでした.

<みんなの自動翻訳> これらの理由のために、私は真実の一元論とプラグマティスト理論に対する批判に固執したが、「主題」の拒絶を可能にする新しい理論を見つけなければならなかった。

<<ChatGPT による回答>>
以下は私の訳文です。

私は、一元論的でプラグマティストな真理論への批判に固執しつつも、「主観」を排除するための新しい理論を考える必要がありました。つまり、新しい理論は「主観」を含まずに真理を説明できるようにする必要がありました。
*ここでの“allow for”は、「~を可能にする」という意味で、新しい理論が「主観」を排除することを可能にすることを意味しています。

<ChatGPTへの質問>
“allow for” には「考慮に入れる」とか「斟酌する」という意味がありますが、「可能にする」としたほうがよい理由を説明してください。

<<ChatGPT による回答>>
確かに、「allow for」は「考慮に入れる」「斟酌する」という意味もあります。ただし、この文脈では、新しい理論を作り出すことによって、「主観」を排除することができるという、ある種の変化を可能にするためのものとして使用されています。つまり、新しい理論を「考慮に入れる」こと自体が変化をもたらすのではなく、その新しい理論を作り出すことが、現状からの変化を可能にするためのものであるという意味合いがあります。したがって、この文脈では、「可能にする」という表現がより適切であると考えられます。

<ChatGPTへの反論>
「allow for」 を手元にあるいくつかの英和辞典で調べても、、「可能にする」という訳語がでてきません。「可能にする」という訳語が出てくる英和辞典があれば教えてください。

<<ChatGPT による陳謝>>
申し訳ありません。「allow for」を「可能にする」と訳すのは一般的な訳ではありませんでした。より正確な訳としては、「~を考慮に入れる」、「~を想定する」、「~を許容する」といった表現が挙げられます。訳語の選択には、文脈や使用される単語のニュアンスに応じて変化があるため、正確な訳語の選択には細心の注意が必要です。今後もより正確な訳語を選択するよう努めます。ありがとうございました。