他人と協力する三つの理由 three reasons for which you may co-operate with a man


VIRTUE (ところで,)人と協力するには三つの理由がある。一つは相手を愛するからであり,一つは相手を恐れるからであり,もう一つは不正な利得にあずかりたいと望むからである。これらの三つの動機は,人間の協力が必要なそれぞれの領域において,それぞれ異った重要性を持つ。第一の動機は’生殖’を支配し,第三の動機は’政治’を支配する。

Now there are three reasons for which you may co-operate with a man: because you love him, because you fear him, or because you hope to share the swag. These three motives are of differing importance in different regions of human co-operation: the first governs procreation, and the third governs politics.
出典:The advantages of cowardice, Novt. 2, 1931. In: Mortals and Others, v.1 (1975)
詳細情報:http://russell-j.com/COWARD.HTM

[寸言]
自分を反省してみて,権力や権限をもっている人間に対し,どのような態度で応対(「協力!」)することが多いでしょうか?
ラッセルがあげた3つの協力の形態のなかでは,第一番目の理由が望ましいわけですが,勤め人(経済人)であれば,そうでない場合も少なくありません。
特に政治の世界では第三の理由(不正な利得にあやかるため)から「協力」する場合も少ないとはいえないですが,第二の理由から「協力」する場合がかなりあるのではないかと思われます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。