年とってからの不幸-自分に関係ないことに興味なし(孫のこと以外は・・)


rojinsei_utubyou 人間は,(しだいに活力の衰えとともに)自分のことに注意を奪われ,見たり聞いたりすることや自分に直接関係のないものに興味を抱くことができなくなる。これは,人間にとって非常に不幸なことである。なぜなら,それは,よくて退屈を,悪くすれば憂鬱症を伴うからである。

gca_sacrificeHuman beings are prone to become absorbed in themselves, unable to be interested in what they see and hear or in anything outside their own skins. This is a great misfortune to themselves, since it entails at best boredom and at worst melancholia; it is also a fatal barrier to usefulness, except in very exceptional cases. Vitality promotes interest in the outside world; it also promotes the power of hard work. Moreover, it is a safeguard against envy, because it makes one’s own existence pleasant. As envy is one of the great sources of human misery, this is a very important merit in vitality.
出典:On Education, especially in early childhood, 1926, chap. 2 The Aims of Education
詳細情報:http://russell-j.com/beginner/OE02-110.HTM

<寸言>
(これは以前投稿したと思いますが、再録します。)
年をとってからの,短い楽しみ、長い退屈

活力が悪い方向に向けられると不幸な結果を生むが,概ね,活力人間にとってよい性質である。子供の頃は大体活力にあふれているが,教育や躾によってしだいにおとなしくなり,年とともに活力が少なくなっていく。日本の場合は受験の影響がかなり大きいと思われるが,周囲の目を気にする国民性も大きな影響を与えている。逆に言えば,いろいろなことに興味が持てれば,活力の減退を少なくすることができる。

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