「死ぬまで愛し続けます」という誓約 - 仮面夫婦になっても努力を続け・・?


kamen-fufu_jimin-to-komei 結婚に際して新郎新婦は,今後末永くたがいに愛しあうことが「義務」だと教えられるが,所詮愛情は一つの情緒であって,意志の働きに服する余地はなく,したがって義務の部類には入りえない。思慮深い振舞いは,義務に属すると言えても,愛は天与の資質である。この感情が消滅する時,それを喪失した人を憐れむのはよいが,非難することは筋違いである。

In marrying, bride and bridegroom are informed that it will henceforth be their ‘duty’ to love one another, although, since love is an emotion, it is not subject to the control of the will and therefore cannot come within the scope of duty. Considerate behaviour may be a duty, but love is a gift from heaven: when the gift is withdrawn, the one who has lost it is to be pitied, not blamed.
出典: On expected emotions (written in July 13, 1932 and pub. in Mortals and Others, v.1, 1975.]
詳細情報:http://russell-j.com/EXPECTED.HTM

<寸言>
嫌いなのに好きなふりをしてもらいたくない,というのが普通の気持ち。仮面夫婦世間体のために夫婦を続ける「努力」をしている夫婦のことを言う。努力自体はよいがその努力がただ世間体のためだとしたら,それは相手に対する裏切りあるいは不誠実な態度とも言える。

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