専門家(いわゆる有識者)の活用あるいは悪用

tanaka-izumida 現代社会においては,専門家の重要性がしだいに増してきているが,その予期しない,また意図しない結果の1つは,かつては自分の力を発揮しえた人間生活のほとんどの分野で,’平均的な普通の人間’は皆「受身」になっているということである。

One of the unforeseen and unintended results of the increasing importance of experts in the modern world is that, in a great many departments of life, the ordinary man has become passive where he used to be active.
出典: Are we too passive? (written in Feb. 3, 1932 and pub. in Mortals and Others, v.1, 1975.]
詳細情報:http://russell-j.com/PASSIVE.HTM

[寸言]
全て、それぞれの分野の専門家(いわゆる「有識者」)におまかせ

特に、国家的な問題は、時の政権が選んだ「公平な立場に立つ(と権力者が勝手に言う)」有識者におまかせするが,その有識者会議・委員会の半分のメンバー及び議長・委員長は,時の政権の考え方に近い人間が意図的に選ばれている。
一般国民は意見を言う権利はあるが,公聴会なども「儀式」にすぎす、聞き流されるだけ
goyogakusha_umami

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