ごく早くから身につけた習慣は,後年,まるで本能のように感じられる。(良い習慣も悪い習慣も)いずれの習慣も深く体に刻み込まれる。その後に新しく,前のとは反対の習慣を身につけたとしても,同じような力を持つことはできない。この理由からも,生後最初の習慣(形成)は重大な関心事でなければならない。
Habits acquired very early feel, in later life, just like instincts; they have the same profound grip. New contrary habits acquired afterwards cannot have the same force; for this reason, also, the first habits should be a matter of grave concern.
出典: On Education, especially in early childhood, 1926, Pt. 2:Education of character, chap. 3: the first years.
詳細情報:https://russell-j.com/beginner/OE03-020.HTM
<寸言>
「身につけた悪い習慣は全て,後によりよい習慣を身につける妨げになる。幼年期初期における最初の習慣形成が非常に重要なのは,このためである。」に続く文章。