日本の警察も昔は自白に頼っていたが・・・ a confession

Sign_here カトリックの異端審問(注:正統信仰に反する教え(異端)を信じている
との容疑をかけられた者に対するカトリック教会による宗教裁判)における拷問の根底にあったものは,自白させたいという欲求であった。古代中国では,容疑者を拷問にかけるのは,習慣的なものになっていたが,それは人間性豊かなある皇帝が,いかなる者も,自白したのでなければ,有罪の判決を受けることはないと布告したからであった。警察の権力を飼いならす(おさえておだやかなものにさせる)ために必須のことは,いかなる状況においても,決して自白を証拠として採用してはならないということである。・・・。

The desire to obtain a confession was the basis of the tortures of the Inquisition. In Old China, torture of suspected persons was habitual, because a humanitarian Emperor had decreed that no man should be condemned except on his own confession. For the taming of the power of the police, one essential is that a confession shall never, in any circuttmstances, be accepted as evidence.
* inquisition (名):審理;(大文字 The Inquisiiton)で(異端審理の)宗教裁判(所) / decree (動):(法律として)布告する;定める / prima facie 一見したとこ ろでの /plead (動):弁護する ;嘆願する / Counsel (名):勅撰法廷弁護士 / acquittal (名):無罪放免,釈放 / convict (動):有罪と宣告する;有罪と決する / law-abiding 遵法の,法を守る
出典: Power, a new social analysis, 1938, chap. 18: The Taming Power

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