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バートランド・ラッセルに関する徒然草_2009年05月

★「ラッセル徒然草」では、ラッセルに関するちょっとした情報提供や本ホームページ上のコンテンツの紹介、ラッセルに関するメモや備忘録(これは他人に読んでもらうことを余り意識しないもの)など、短い文章を、気が向くまま、日記風に綴っていきます。 m
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ラッセル徒然草_2009年06月

[n.0061:2009.06.22(月) 「対抗心を燃やす京大関係者?」]

 ライバルは良きにつけ悪しきにつけ対抗心を燃やす。大学で言えば、早稲田と慶應、東大と京大との関係がそうである。
 世間から2番手と見られている場合は特に対抗心が強くなる。京大から見ればノーベル賞受賞者は東大より京大関係者のほうが多く、独創性は京大出身者のほうが勝っていると思っている。従って、京大出身者の実力は東大出身者と同等であると言いたいところだが、一般的に言って、世間はそのようには見てくれない。
 ところで、『東大生のノートは必ず美しい』(文藝春秋)という本が売れているようである。続編の『東大合格生のノートはどうして美しいのか』も出された。「東大」を書名につける必然性がなくても売上げを増やすために「東大」の枕詞をつけた本がかなり出されており、余り関心しない。先日 Google で検索していたら、『天才や京大生のノートはなぜ美しくないか』というのを見かけた。本日改めて検索してみたがひっかからない。誰かのブログに書かれた単なる冗談だった可能性が大きい。書いたのは京大関係者だろうが、「京大生」を「天才」と同列にするところは、京大関係者らしい?
 先日このR徒然草でも紹介したが、『東大英単』(東大出版会)が売れている。私もこの本から着想を得て、本ポータルサイト上で「ラッセル英単語・熟語シリーズ」を開始したが、本日新聞を読んでいたら、『京大・学術語彙データベース 基本英単語1110 』(研究社)という本が一昨日出版されたことがわかった。はたして二匹目のドジョウがいるかどうか・・・。書店で立ち読みし、「ラッセル英単語・熟語シリーズ」の充実のため、内容が良ければ購入しようと思うがはたしてどうだろうか?