バートランド・ラッセル(著)『ドイツ社会主義』目次
* 出典:バートランド・ラッセル(著),河合秀和(訳)『ドイツ社会主義』(みすず書房,=1990年4月刊。184+ivpp.)* 原著: German Social Democracy, 1896
訳者による書評 訳者解説 ★原著画像
1965年版への序文
まえがき
第一講 マルクスと社会民主主義の理論的基礎
1.マルクスの勉強
n.1
2.共産党宣言、1848年と、唯物論的な歴史理論
3.『資本論』、1867年に提出されたマルクスの経済理論
第二講 ラッサール
1.学者であって煽動家ではないマルクス。
彼の見解を労働者階級に最初にもたらしたラッサール
2.ラッサールの煽動にいたるまでのドイツの状態の簡単な要約
3.ラッサールの著作と煽動、1863年と1864年。全ドイッ労働者協会。
ラッサールの死、1864年
4.ラッサールの源 ロードベルツスとマルクス
5.ラッサールの人柄、彼の著作の影響。彼の影響は主として感情的
第三講 ラッサールの死から1878年例外法可決にいたるドイツ社会党の歴史
1.さまざまな組織と、マルクス主義にむけての発展
2.フランス-プロイセン戦争。それに続く社会民主党弾圧
3.1871年に決定されたドイツ憲法
4.社会党にたいする敵意の増大。例外法可決、1878年
第四講 例外法下での社会民主党 1878年-1890年
ラッセル著書解題 |
2.例外法の主要規定
3.例外法の執行、例外法下の党指導者の態度
4.ビスマルクの国家社会主義、それにともなう党指導者と一般党員との対立
5.一警察官の見た社会主義と例外法
6.例外法下での煽動。祉会党票の増大。例外法の失効、1890年
第五講 社会主義鎮圧法失効以後の社会民主党の組織、煽動、戦術、綱領
1.1890年年次大会で決定された組織、最近の警察による解散措置、それに伴う組織の変化
2.煽動の方法
3.1891年年次大会における戦術の討論。2つの対立する傾向、国家社会主義と革命
4.1891年年次大会で採択されたエルフルト綱領
第六講 社会民主党の現在の立場
1.ドイツの各政党、その綱領と強さ。農業の過大代表、それに伴う農村票の重要性
2.農業問題
3.結論
原註
参照文献