最所フミ(編著)『英語類義語活用辞典』(p.402-404)
【"work" :3つの単語の中では最も総体的、包括的な言葉で、あらゆる意味での労働、仕事及びその産物を言う。画家や芸術家なら出来上がった作品であり、学者や作家なら著作のこと。】
【"labor" :主として肉体労働でしかも重労働を指す。苦しみの連想があることから、妊婦の出産までの苦痛との戦いも"labor"と言う。】
【"toil" :今日では余り使われないが、"labor"よりも長引いた形で、倦まず弛まず辛い仕事に堪えていくことを暗示している。】
(1-1) I get more work done in the morning than in the evening.
[私は朝のほうが、夜間より仕事の能率がよい。]
(1-2) This painting is the work of an unknown artist.
[この作品を描いた画家は、名前がわかっていない。]
(1/2) Six days shalt thou labor, and do all thy work.
[6日の間働きて、汝のすべての業をなすべし(旧約聖書「出エジプト記」20-9」)]
(2-1) He was sentenced to six year's imprisonment of hard labor.
[彼は6年間の禁固重労働の判決を受けた。]
(2-2) She was in labor for 12 hours when her first child was born.
[彼女は最初の子を生んだとき、12時間かかった。]
(3-1) We should think back, with admiration and humility, of the toil of our forefathers to build a modern nation.
[我々の祖先が近代国家を建設するために営々として労した苦心を、我々は感激をもって、頭をたれて思い起こすべきである。]
(3-2) The parents' toil for the good of their children usually go unrewarded.
[子供のために親が尽くす労苦は、たいていの場合、報われない。]
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