最所フミ(編著)『英語類義語活用辞典』(pp.316-319)
【"serious":2つの面があり、主観的な気持ちで「一生懸命」「本気」などの意の場合のシノニムは"earnest"であり、客観的に見た事態の重大さを意味する場合のシノニムは"grave"。「真面目に」という言葉は不明瞭な言葉であるので、"serious"の訳語にしないほうがよい。】
【"earnest":"serious"に比べてずっと内面的な言葉であり、"serious"が顔の表情などの表面的な意味にも使えるのに対し、"earnest"はいちずな専心ぶり(ひたむきさ)を表す。】
【"grave":"serious"も"rgrave"も事態の重大さを指す言葉であるが、"grave"の方がその重大さの度合が大きい。外交交渉などで重大な結果という意味合いで"grave consequenses"を使うと「戦争」を意味すると相手国にとらえられる恐れがあるので、使わないようにすべき。】
(1-1) He looks serious this morning.
[彼は今朝は深刻な顔をしている。]
(1-2) Don't take it so seriously, you'll get another chance .
[そんなにむきになるな。チャンスはまだある。]
(1-3) Seriously, what are your plans for the coming year?
[冗談はさておき、あなたの今年の計画は?]
(2) More and more earnest youngsters are going into social service.
[社会奉仕に身を投じる献身的な若者が増えている。]
(3) a grave ill
[死が目前に迫っているほど重篤]
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