バートランド・ラッセル 英単語・熟語 r019 - reminiscence
★ reminiscence (n) 回想,追憶;(複数形で)回想録,思い出]
* reminiscent (adj.):思い出させて;昔をしのぶ(ような),追憶の
* reminisce (v): (・・・のことを)追憶する,思い出を語る
1.ラッセルの用例
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[私はそれ以後2,3年間,ひどく不幸であった。当時(注:1930年代始めに)書いたいくつかの文章は,いくらか薄れゆく記憶(追憶/回想)によって現在書けるいかなるものよりも,より正確に,当時の私の気分を描写している。
出典:ラッセル『自伝』第2巻第4章「再婚」]
All these reminiscences, however entertaining, were only some of the arabesques upon the cake's icing.
[すべてこのような回想(懐旧談)は,いかに楽しいものであったとしても,ケーキの'糖衣'(とうい)の上の唐草模様のようなものでしかなかった(注:「デコレーション・ケーキの模様に過ぎない」ということか?)。
出典:ラッセル『自伝』第3巻第2章「国の内外で」]
'You see,' he says to himself, as these reminiscences pour into his mind, 'you are not at heart a tedious old bigwig; at heart you are still a boy, and if your public position permitted it, you could still engage in harum-scarum escapades.'
[これらの思い出が湧き起こる時,彼(あるいは我々)は自分に向かってこう言い聞かせる。「お前は,心底は(本当は)退屈で年とった大物ではない。お前は心底はいまだ少年だ。だから,公的地位が許せば,今でも無鉄砲な悪ふざけをすることもできるだろう。
出典:ラッセル『アメリカンン・エッセイ』の中の「旧友について」]
ラッセル英単語・熟語1500 |
[ジョン・D.ロックフェラー氏は,彼が貧しい家庭に育ったことが幸いしている(神の加護のおかげだ)と回顧録で述べている。しかし,ロックフェラー氏は,自分の子供にこの恩恵を与えないようにと骨を折った。
出典:ラッセル『アメリカンン・エッセイ』の中の「教育は有害か?」]
2.参考
We had to listen his reminiscences of the war.[ 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.]