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ラッセル英単語・熟語

★ 抽象名詞の使い分けの例 insight, knowledge, wisdom − 共起する動詞と修飾語に注目

今井むつみ『英語独習法』>
p.227:( insight, knowledge, wisdom はどのように使い分けをするのか?)
 ここでも注目するとよいのは、ターゲットの名詞にかかる修飾語と、ターゲットと並列で使われる語である。
 divine や God など、宗教に関連する語や wit (機知)という語と高頻度で共起する語は、3つの語のなかのどれだろうか?
 skill や expertise (熟練)と関係が深い語はどれだろうか?
 inspiration と結びつきが深い語はどれだろうか?
 fasicinating や valuable などの語で修飾されることが多い語はどれだろうか?
 前置詞 into と組み合わされることが多い単語はどれdろうか?

ラッセルの用例


ラッセル英単語・熟語1500
It is absurd to suppose that moments of weakness give more insight than moments of strength.
[弱っているときのほうが,元気なときよりもより洞察力が与えられると考えるのは,馬鹿げている(不合理である)。]
 出典:ラッセル『幸福論』第7章「罪悪感

With every increase of knowledge and skill, wisdom becomes more necessary, for every such increase augments our capacity of realizing our purposes, and therefore augments our capacity for evil, if our purposes are unwise. .
[知識や技能(技術)が増加するにつれて知恵はますます必要となる。というのは,そのような知識や技術における増大は我々の目的を実現する能力を増し,それゆえ,我々の目的が賢くないものであるならば悪に対する力(悪をなす能力)を増すからである。]
 出典:ラッセル知識と知恵

If, therefore, a scientific civilization is to be a good civilization it is necessary that increase in knowledge should be accompanied by increase in wisdom.<
[それゆえ,科学文明が善き文明であるべきだとすれば,知識の増大には知恵(智慧)の増加が伴わなければならない。。]
 出典:ラッセル『科学の眼』序文)

The typical "executive" impresses others as a man of rapid decisions, quick insight into character, and iron will .
[典型的な「エグゼクティヴ」は,(自らを)迅速な決定を行い,即座に相手の性格(人間性)を読み取り,鉄の意志をもった人間であるという印象を,他人(人々)に与える。]
 出典:ラッセル『権力』第3章「権力の形態

The river (Neva) gleamed in the early northern dawn; the scene was beautiful beyond all words, magical, eternal, suggestive of ancient wisdom.
[ネヴァ河は,早朝の,北方の夜明けで光り輝いていました。その光景は,言葉で言い表せないほど美しく,魔法のようで,永遠で,古の英知を暗示しているようでした。]
 出典:ラッセル『自伝』第2巻第2章「ロシア

No doubt the word 'intelligence' properly signifies rather an aptitude for acquiring knowledge than knowledge already acquired.
[知性」とい言葉は、正確に言えば、すでに獲得された知識よりも、知識を獲得する知的能力(才能)をさしていることは、疑問の余地はない。]
 出典:ラッセル『教育論』第2章「教育の目的