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ラッセルの英語「類義語シリーズ」 r_ruigigo-r03

regret / repent | 総索引

最所フミ(編著)『英語類義語活用辞典』(pp.299-300)

【"regret":(誰かの死や古い良き時代など)失ったものを惜しみ、悲しむこと。】
【"repent":"regret"と違い、"repent"は後悔が本人のことに限られている。"repent"は宗教的色彩が強い言葉で、自分の犯した罪を悔いる念に焦点がある。】

(1-1) Deeply regret the passage of your mother.
[(弔文)母上のご逝去を心より悼む。(この場合の"regret"は「後悔」ではない。)]

(1-2) The military occupation of Japan from 1945 to 1952 by the allied powers is an unregretted phase of our history.
[連合国による日本本土占領は、我が国の歴史の中で、過ぎ去ってくれてやれやれと思う一時期だ。]

(1-3) I regret I am unable to attend the meeting.
[残念ながら会合に出席できません。]

(2) He repented his rash decision to give up studies and went back to school.
[彼は学業をやめようという性急な決定を反省して、学校に戻った。]


A.ラッセルの著作における用例

<用例1-1>
I regret this and regret especially that none of the Nightmares have been made into ballets. .
[私はこのことを残念に思っている。特に『著名人の悪夢』の中のいずれの小説もバレエ作品にならなかったことは残念である。]
 出典:ラッセル『自伝』第3巻第1章「英国への帰国

<用例1-2>
Young girls, I regret to say, are seldom nice nowadays.
[若い女性(たち)は,残念ながら,今日では,めったに上品ではない。]
 出典:ラッセル上品な人々

<用例2-1>
There was a Renaissance Italian princeling who was asked by the priest on his deathbed if he had anything to repent of.
[ルネサンス期イタリアに一人の小公子(小君子)がいて,死の床で聖職者から何か懺悔しなければならないことはないか(あるか)と尋ねられた。]
 出典:ラッセル『ヒューマン・ソサエティ』第二部第2章「疲労

<用例2-2>
Have you reflected upon the parable of the ninety-nine just men who needed no repentance, and caused less joy in Heaven than the one sinner who returned to the fold?
[何ひとつ懺悔をする必要のない九十九人の正しい人間が,神のふところに帰った一人の罪人よりも,天国では喜びを得ることが少ないという寓話を,よくよく考えたことがおありでしょうか?]
 出典:ラッセル郊外町の悪魔


B.他の参考例

<参考例1-1>
We regret to inform you that the book you ordered is not available.
[残念ながら、あなたの注文した本は入手不可能だとお伝えしなければなりません。]
 出典:『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』p.163

<参考例1-2>
I regret not telling her I loved her.
[私は彼女に愛していると言わなかったことを後悔している。]
 出典:『VITAL3000英単語・熟語』p.283

<参考例2-1>
The priest told the church members to repent their sins.
[司祭は教会の信者たちに罪を悔改めよ(懺悔せよ)と言った。]
 出典:『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』p.270

<参考例2-2>
The navigator repented his thoughtless conduct.
[航海士は自分の軽率な行動を悔やんだ。]
 出典:『究極の英単語_上級の3000語』p.112