トップ> 「バートランド・ラッセル 幸福論」第4章 退屈と興奮(松下彰良 訳) - The Conquest of Happiness, by Bertrand Russell * 原著:The Conquest of Happiness, by Bertrand Russell (London; Allen & Unwin, 1930) イントロ索引(Contents) 第1部「不幸の原因」:第4章「退屈と興奮」 (Boredom and Excitement) 累積版 幸福論(ラッセル) (岩波文庫 青649-3) [ ラッセル,B.(バートランド) ] 楽天で購入 あるいは アマゾンで購入 私の考えでは、'退屈'は、人間の行動における要因の1つとして、それに値する注目を受けていない(→注意を払われていない)。。・・・。 興奮したいという欲望は、人間、特に男性において非常に根強いものである。・・・。 私たちは、先祖ほど退屈していないが、しかし、先祖よりもより退屈を恐れている。・・・。 しかし、退屈は全面的に悪いものだとみなされるべきではない。・・・。 偉大な本は全て退屈な部分を含んでおり、偉大な生涯は全て退屈な期間を含んでいた。・・・。 多少とも単調な生活に耐える能力は、幼少期に獲得されるべきものである。・・・。 私は、神秘的な言葉遣いは好まない。・・・。 第1部第5章「疲労」へ