バートランド・ラッセル 英単語・熟語 m076 - minister
★ minister [(n):聖職者;(米)プロテスタントの牧師、(英国)非国教派の牧師;大臣;(古)召使い || (v) 仕える;役に立つ]
* ministry (n):聖職;(しばしば M~で)内閣;省
* ministerial (adj.):聖職者の;大臣の;代理の
1.ラッセルの用例
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[(コペンハーゲンにおけるソニング賞受賞式のレセプションで)妻は文部大臣とニールス・ボーア教授(注:Niels Henrik David Bohr, 1885-1962:1922年にノーベル物理学賞受賞)の間に坐らされた。大臣は自分は英語を話すことができないと断言した。そのため,(妻エディスとの)会話の重荷をボーア教授が負わなければならなくなった。]
出典:ラッセル『自伝』第3巻第3章「トラファルガー広場」
The good individual is he who ministers to the good of the whole, and the good of the whole is a pattern made up of the goods of individuals.
[善き個人とは、全体の善に奉仕するものであり、全体の善とは、個々人の善で作り上げられる1つの型である。]
出典:『ラッセル思想辞典』第1章「個人と市民」
ラッセル英単語・熟語1500 |
[昔は、主人と奴隷が存在した。主人は、何をなすべきかを決定し、概して、奴隷をかわいがっていた。奴隷は主人の幸福のために奉仕していたからである。]
出典:ラッセル『幸福論』第13章「家族」
2.参考例
"I want to become a prime minister in the future," the boy said.[「将来は総理大臣になりたいんだ」とその少年は言った。]
出典:宮川幸久『英単語ターゲット1900(四訂版)』p.343
The Prime Minister is to visit America next week.
[首相は来週訪米の予定である。]
出典:『英単語の語源図鑑』p.25