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バートランド・ラッセルに関する徒然草_2010年04月
★「ラッセル徒然草」では、(あくまでもラッセルに関したものという限定のもと)ラッセルに関するちょっとした情報提供や本ホームページ上のコンテンツの紹介、ラッセルに関するメモや備忘録(これは他人に読んでもらうことを余り意識しないもの)など、短い文章を、気が向くまま、日記風に綴っていきます。
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ラッセル徒然草_2010年04月
[n.0070:2010.04.18(日):Ottoline Morrell は オットリン? or オットライン?]
オットリン・モレル 破天荒な生涯 ある英国貴婦人の肖像 [ ミランダ・シーモア ]
楽天で購入
ラッセルが最も愛した女性の一人である
Ottoline Morrell
夫人
(Lady Ottoline Violet Anne Morrell, 1873-1938)
は オットリン(オットリーン)と発音するのか、オットラインと発音するのか自信がもてなかった(Googleで検索すると、「オットライン」の方がずっと多い)。人名はいろいろな発音がありうるが,'オットリン'の方が響きがよいので、これまでオットリンと表記し、オットラインも併記してきた。しかし以前あるブログで、「映画『キャリントン』(画家ドーラ・キャリントンの半生を描いたもの)のビデオのなかで'オットライン'と発音していた。」と書かれており,ずっと気になっていた。
そこで、本日公共図書館でビデオ『キャリントン』(日本語字幕スーパ付)を借りて視聴してみた。私はヒアリングには自信がないが、それでもどうしても'オットリン'(あるいはオットリーン)としか聞こえなかった。ブログを書かれている人はとても語学のできる人なので自分の方が間違っているかも知れないと思ってきたが、どうもそのブロガーの方の勘違いであるように思われる。字幕スーパでも「オットリン」となっている。Ottoline と書いて、「オットライン」の場合も、「オットリン」の場合もあるだろうが、Ottoline Morrell の場合は「オットリン(オットリーン)」である可能性が高いようだ。
なお、英米文学研究者の(故)柴田多賀治氏や(故)大竹勝氏は、下記にあるように、「オットリン」としている。(2021.06.28 追記:ミランダ・シーモア『オットリン・モレル-破天荒な生涯』の訳者の蛭川氏がオットリンの直系の孫に尋ねた結果、「オットリン」という発音が正解のようだとのことです。)
https://russell-j.com/cool/SIBATA.HTM
https://russell-j.com/OTAK2-01.HTM
その他参考まで
https://britannia.cool.ne.jp/a_z/bloomsbury.html
https://kroger.exblog.jp/305452
https://oharakay.com/archives/411