バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )


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 第一次世界大戦が終わった時、自分がそれまでやってきたことは、自分自身に対して以外、全く何の役にもたたなかったことがわかった。私はたった一人の人間の生命を救うことさえも,また、戦争を一分たりとも短縮することもできなかった。・・・。しかし、ともかくも、私は全交戦国が犯した罪の共犯者ではなかったし、自分のためには、新しい人生観と新しい青春を得た。

When the War ( = First World War) was over, I saw that all I had done had been totally useless except to myself. I had not saved a single life or shortened the War by a minute. ... But at any late I had not been an accomplice in the crime of all the belligerent nations, and for myself I had acquired a new philosophy and a new youth.
Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.2 chap. 1: The First War, 1968
More info.: https://russell-j.com/beginner/AB21-350.HTM
<寸言>
自分一人が戦争に反対したところでほとんど効果がないことがわかっていても、声をあげることによって、少なくとも「全ての交戦国が犯した罪の共犯者ではなかった」という事実は残る。従って、全く無益なわけではない。
 また、アインシュタインも言っている。「悪い行いをする者が世界を滅ぼすのではない。 それを見ていながら何もしない者たちが滅ぼすのだ。(The world will not be destroyed by those who do evil, but by those who watch them without doing anything.)」

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