バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

 たとえば, あるかなり難しい話題について書かなければならない場合には, その話題について 自分に可能な最大の強度で(集中力)で― 数時間あるいは数日間考え, その期間の最後にいわばこの作業(の続きを)を地下で続行せよと命令するというのが最良の計画(やり方)である, と気づいた。何ケ月か経過してから,その話題に意識的に立ち返ると,その作業はすでに終わっているのを発見する(のである)。

I have found, for example, that if I have to write upon some rather difficult topic the best plan is to think about it with very great intensity - the greatest intensity of which I am capable - for a few hours or days, and at the end of that time give orders, so to speak, that the work is to proceed underground. After some months I return consciously to the topic and find that the work has been done.
Source: Bertrand Russell: The Conquest of Happiness, 1930, chap. 5.
More info.: https://russell-j.com/beginner/HA15-050.HTM

<寸言>
 ラッセルはなぜ「the best way」ではなく「the best plan」という言い方をしたのか、少し疑問に思い、ChatGPT と対話してみました。

<私> 「the best plan」の日本語訳は「最良の計画」ですが、ここでは「最良のやり方(方法)」のほうが自然な日本語表現のように思われます。ラッセルはどうして「the best way」ではなく、「the best plan」という表現をしたのでしょうか?

<ChatGPT> 興味深いご質問ですね。バートランド・ラッセルが「plan」という言葉を使った理由について考えてみましょう。
「plan」と「way」の違い:
「plan」:具体的な手順や段取りを含んだ、意図的に設計されたものを指します。目的を達成するための戦略や手順のセットです。
「way」:もっと広範な概念であり、方法や手段を指しますが、必ずしも具体的な手順や計画を意味しません。

ラッセルの意図:
ラッセルは、「難しい話題について書く」という特定のタスクに対して、具体的な手順や戦略を持ってアプローチしていることを強調したかったのかもしれません。「plan」という言葉を使うことで、彼のアプローチが単なる方法以上のものであり、具体的で意図的な戦略であることを示していると考えられます。 そのため、「the best plan」は「最良の計画」と訳すことが文脈に沿っていますが、ラッセルの意図を考えると「最良の方法」でも意味は伝わります。ただし、「plan」の具体性を強調したい場合は「計画」がより適切です。

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