バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Ru
ssell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

 現代の宣伝家達は広告業者(advertiser 広告主/現代日本で言えば、広告をとりまとめる「電通」です。)から学んできており,広告業者は非合理的な信念を生みだす技術において先頭に立ってきた。教育は,教育のない人々の生来の信じやすさ(軽信性)及び生来の疑い深さを中和するように意図されるべきである。(即ち)理由(根拠)なしに強く主張されることを信じる習慣と,最上の理由が伴っている時でさえ弱々しく言われたことは信じようとしない習慣を中和するように意図されなければならない。

Modern propagandists have learnt from advertisers, who led the way in the technique of producing irrational belief. Education should be designed to counteract the natural credulity and the natural incredulity of the uneducated : the habit of believing an emphatic statement without reasons, and of disbelieving an unemphatic statement even when accompanied by the best of reasons..
 Source: Bertrand Russell : Power, a new social analysis, 1938
 More info.: https://russell-j.com/beginner/POWER18_330.HTM

<寸言>
 国家行事の多くに電通がからんでいます。マスコミも広告収入を得たいために、電通にあやつられる側面があります。安倍政権は電通をうまく使い、間接的にマスコミをコントロールできたと言ってよさそうです。
 電通が関与している公的な事業は無数にありますが、多くの場合において金銭絡みの疑問が持たれています。たとえば、オリンピック招致の時の賄賂の仲介? 大会ユニフォーム提供業者選定にまつわる賄賂等々。

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