バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )


ラッセル英単語・熟語1500
 詩に対する興味・関心とともに,宗教と哲学に非常に強い興味・関心を持った。祖父は英国国教徒,祖母はスコットランド長老派教会員であったが,2人とも次第にユニテリアン(三位一体をみとめない一神論者)になっていった。私は,日曜ごとに交互に,ピーターシャムにある(聖公会の)教区教会と,リッチモンドにある長老教会につれていかれる一方で,さらに家では,ユニテリアンの教義を教えられた。私がほぼ15歳の年頃まで信じていたのがこの最後の,ユニテリアンの教義であった。



Alongside with my interest in poetry, went an intense interest in religion and philosophy. My grandfather was Anglican, my grandmother was a Scotch Presbyterian, but gradually became a Unitarian. I was taken on alternate Sundays to the (Episcopalian) Parish Church at Petersham and to the Presbyterian Church at Richmond, while at home I was taught the doctrines of Unitarianism. It was these last that I believed until about the age of fifteen.
 Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.1 chap. 1
 More info.:https://russell-j.com/beginner/AB12-060.HTM

<寸言>
 1953年に出版された Bertrand Russell's the Good CItizen's Alphabet に収録された個々のイラスト(挿絵)と言葉が何を意味しているかは、正確にはわからないものがあります。アルファベットのKのところの「K : Knowledge - What Archbishops do not doubt. (英国国教会の)大主教様が疑わないもの」にそえられた「1+1+1=1」なる知識(三位一体説)は疑うことがきにないもの(知識)をさしており、からかいの言葉になっています。
 The Good CItizen's Alphabet は小冊子で、アルファベット26文字について、挿絵に寸言を添えたもので単なるお遊びですが、ラッセル思想の一部をよくあらわしているとも言えそうです。なお、全てのページを下記に掲載してあります。
 https://russell-j.com/cool/44E-IDX.HTM

 
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