バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )


 私がどのようなインタビューの依頼に応ずるか判断するにあたって固執している一般的な原則は,、「私生活」として知られていることの詳細について、私の活動や思想に関してよりも、より深い関心をもっていそうなものは全てお断りするということである。後者の場合は公表される方がありがたいので,それらについての正直な報道や批判を歓迎する。私が見た(後から放送の録画を視聴した)最近数年間のこうしたテレビ放送のなかで最も良いと思ったものの一つは,1963年の10月初め(注:1959年3月4日の間違いか?)にジョン・フリーマンにインタビューを受けたものである。


The general rule to which I adhere in determining to which requests for interviews to accede to is to refuse all those that show signs of being concerned with details of what is known as my 'private life' rather than my work and ideas. The latter, I am glad to have publicised, and I weleome honest reports and criticisms of them. he best of these TV interviews that I have seen during the last years seemed to me to be one in early October, 1963, with John Freeman.
 Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.3 chap. 4
 More info.: https://russell-j.com/beginner/AB34-160.HTM

<寸言>
 BBCによる Face to Face (British TV programme)というインタビューシリーズは、1959年から「1962年」の間放送されており、とても人気があった番組のようです。ウィキペディア(英語)にも詳細な説明が掲載されています。
 ラッセルは『自伝』で、「良かったインタビュー番組は、1963年10月に行われた John Freeman との対談」だと書いていますが、放送時期はラッセルの記憶違い(あるいは誤記)であり、実際は1959年3月4日に放送されたものだと推察されます(「拝察」ではなく)。
 なお、YouTube では一部のみ視聴できまます。BBCのサイトでは英国民には無制限に公開されているようですが、日本からは現在視聴できないようです。
 https://www.bbc.co.uk/programmes/p04qgxlv

 
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