バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

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 第一次世界大戦中,ケンブリッジ大学においてさえ,'知的誠実さ'に限界があることを発見したのは,私にとって打撃であった。それまでは,私は,どこに住んでいようと,ケンブリッジ大学だけがこの地上において安息所(我が家)とみなせる唯一の場所であると感じていた。

It was a blow to me during the War ( = the First World War) to find that, even at Cambridge, intellectual honesty had its limitations. Until then, wherever I lived, I felt that Cambridge was the only place on earth that I could regard as home
Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.1
 More info.: https://russell-j.com/beginner/AB13-340.HTM

<寸言>
 唯一信じられると思っていた知的探求の場所であるケンブリッジ大学でさえ信頼できないということになったら、何を信頼したらよいと言うのか? 絶望の淵に追いやられるか、それともかすかな希望を抱いて反戦運動をするか? 幸い、戦争に反対する同志は存在していた。それなら、戦争を早く終わらせようと、反戦活動に全精力を注いだ。

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