バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

 神の意志への服従には究極の安心感があり,それは,単なる地上的な存在に服従することができない多くの君主における信仰上の卑下に導いたのである(注:「カノッサの屈辱」など)。他の人の意志や上位の力などに進んで従う特性(submissiveness)は全て恐怖(心)に根ざすものであり,我々(人)が服従する指導者が人間であろうと神であろうと,変わりはない。

In submission to the Divine Will there is a sense of ultimate safety, which has led to religious abasement in many monarchs who could not submit to any merely earthly being. All submissiveness is rooted in fear, whether - the leader to whom we submit be human or divine.
 情報源: Power, 1938.
 詳細情報:POWER02_060.HTM

 <寸言>
 一個人としての人間は弱い。まったく一人で生きていくことは非常に難しい。そこで・・・。