セシル・ローズ(1853-1902:南アフリカの鉱物採掘で巨富を得て植民地首相となり、占領地に自分の名(ローデシア)を冠した) は大英帝国に対する神秘主義的な信仰を公言していた。しかし,その信仰は(彼に)十分な配当金を与え,彼が(南口ーデシアの)マタベレランド征服のために雇い入れた騎兵たちも,赤裸々に,金銭的な餌が提供された。組織化された食欲さが,ほとんど,あるいは,まったく偽装されることなく,世界の戦争において,非常に大きな役割を果たしてきたのである。
Cecil Rhodes (1853-1902, An ardent believer in British imperialism) professed a mystical belief in the British Empire, but the belief yielded good dividends, and the troopers whom he engaged for the conquest of Matabeleland were offered nakedly pecuniary inducements. Organized greed, with little or no disguise, has played a very large part in the world's wars.
情報源: Power, 1938.
詳細情報:https://russell-j.com/beginner/POWER02_110.HTM
<寸言>
明治・大正時代には戦争に必要な物資を独占供給するような方法で財を成した人物や企業はめずらしくない。昔は、戦争でもうけることは非難されず、「愛国心」のなせるわざと考えられた。