禁欲主義の聖者は,自分自身の快楽を放棄(否定)したあとで,他人の快楽も否定する。(そして)他人の快楽の否定は,自分の快楽の否定よりももっと容易である。
Having renounced pleasure for himself, the ascetic saint renounces it for others also, which is easier.
出典: On Education, especially in early childhood, 1926, Pt. 1:Educational Ideals, chap. 2: The Aims of Education
詳細情報:http://russell-j.com/beginner/OE02-150.HTM
<寸言>
[n.0078:禁欲主義] 禁欲主義にひそむねじれた残酷な感情。自分に厳しすぎる人は,他人に対して,往々にして非寛容的であり,屈折した情緒を抱き易い。古今東西の宗教家,生徒指導に燃える教師,多くの愛国主義者達,・・・?