私が小説を書くことに対する弁明は -もし弁明が必要とするならばだが- 要点(自分が伝えたいこと)をわかってもらうためには,寓話が最良の方法であることにしばしば気付いた(発見した),ということである。
My defence for writing stories, if defence were needed, is that I have often found fables the best way of making a point.
出典: The Autobiography of Bertrand Russell, v.3 chap. 1: Return to England, 1969]
詳細情報:http://russell-j.com/beginner/AB31-300.HTM
<寸言>
ラッセルの小説には,人間の奥に潜む恐怖心をあばきだして表現したものが多い。そういった恐怖心は一般人だけでなく、著名人の心のなかにも巣くっている。