バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

 (第一次大戦による)死の(目を覆う)光景を通して,生きとし生けるもの全てに対する新しい愛を手に入れた。また,大部分の人間は破壊的な怒りに'はけ口'を与えるような底深い不幸にとりつかれており,本能的な喜びを(多くの人に)広めることによってのみ良い世界をもたらすことができる,と深く確信するようになった。

Through the spectacle of death (World War I) I acquired a new love for what is living. I became convinced that most human beings are possessed by a profound unhappiness venting itself in destructive rages, and that only through the diffusion of instinctive joy can a good world be brought into being.
 出典:The Autobiography of Bertrand Russell, v.2 chap. 1:The First War, 1968
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/AB21-330.HTM

 <寸言>
 興奮したいという欲求,気に入らない人間や人種を迫害したいという衝動。