バートランド・ラッセル 英単語・熟語 r125 - revulsion
★ revulsion 【 (n) 強い嫌悪(嫌悪感),反感;激変,急変】
* 語源: re (back) + vulsion(引っ張る)→ 「引き戻すこと/むしりとること」
1.ラッセルの著書より
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[私の(感情の)激変で極端な方向に進み,実際彼女がもっていた多くの美徳さえ,忘れ去ってしまった。]
出典:ラッセル『自伝』第1巻第6章「プリンキピア・マテマティカ」
When one rereads accounts of exile in Siberia under the Czar, it is impossible to recapture the revulsion with which one read them long ago.
[ツァー政府の下でのシベリア流刑(者)の記録を読みなおす時,ずっと前に読んだ時の嫌悪感を再体験することは不可能である。]
出典:ラッセル「オーウェルの『1984年』の徴候」
In the Renaissance, as a consequence of the revulsion towards Paganism, love usually ceased to be platonic although it remained poetic.
[ルネッサンス(時代)において、異教信仰への(towards Paganism 異教信仰へ向かう)急激な変化のために,恋愛は,詩的であることに変わりはなかったが,通常,プラトニックなものではなくなった。]
* google 翻訳でも、DeepL 翻訳でも 上記の英文を翻訳させると「・・・異教信仰に対する反感」と訳出されてしまいます。towards は「方向を示す」時は注意が必要で、岩波文庫の安藤訳でも「急激に異教信仰に転換したために」と訳出しています。
出典:ラッセル『結婚論』第6章「ロマンティックな恋愛」
2.参考
ラッセル英単語・熟語1500 |
[・・・に対する嫌悪感]
出典:『究極の英単語v.4_超上級の3000語』p.290
The scenes of torture produced a feeling of revulsion in most viewers.
出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.
Someone's revulsion at something is the strong feeling of disgust or disapproval they have towards it.
出典:Collin's COBUILD English Dictionary for Advanced Learners, new ed.