バートランド・ラッセル 英単語・熟語 l028 - layman
★ layman【(n) (聖職者に対して)平信徒、俗人;素人,門外漢 || (複数形) laymen 】
* be understandable to the layman 素人にも理解できる1.ラッセルの用例
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[彼ら(注:科学者)は仕事の上で幸福であるが,その理由は,現代世界において科学は進歩的かつ強力であり,またその重要性は科学者自身にも一般人にも全く疑われていないからである。]
出典:ラッセル『幸福論』第10章「幸福になることは今でも可能か?」
Since that time my son-in-law had become a full fledged Minister in the Episcopal Church - he had been a layman and in the State Department - and he was taking his whole family to Uganda where he had been called as a missionary.
[私の娘婿(義理の息子)は,以前は聖職者ではなく(俗人であり),米国国務省に勤務していたが,私が最後に米国に滞在していた以後,聖公会の専任の牧師になっており,宣教師として赴任を命じられ,(アフリカの)ウガンダへ家族全員をつれていこうとしていた。]
出典:ラッセル『自伝』第3巻第3章「トラファルガー広場」
It is (or rather was) the duty of children to submit to parents, wives to husbands, servants to masters, subjects to princes, and (in religious matters) layman to priests.
[従順(服従)は,子供が親に,妻が夫に,召使い(使用人)が主人に,臣民が王侯に,そして(宗教に関しては)俗人が聖職者(priests)に,従う義務である(というよりも,むしろ,義務であった)。]
出典:ラッセル『権力』第15章「従順を教え込む権力道徳」
![]() ラッセル英単語・熟語1500 |
* heinous (adj.):憎むべき;極悪な
[これに関連しているもう一つの批判は,私の名がつけられている演説や論文や声明は私自身が書いたものではないというものである。奇妙なことであるが,ほとんど全ての政府の役人や重要な企業の経営幹部による公けの発言(内容)が,その秘書や他の同僚によって作成されているということは一般に知られていることである。しかもそれがあたりまえのことと思われているのである。その同じことが,一般の俗人にあってはどうして'憎むべきこと'と考えられなければならないだろうか。事実を言えば,私の名前を付しているものは通常は(ほとんど全てと言ってよいほど)私自身が書いているものである。私が書いたものでなくとも,私の意見や思想を表わしているものはある。手紙あるいはより公式の文書も,私が自分で議論したり,読んだり,承認したりしなかったものにはまったく署名をしていない。)]
出典:ラッセル『自伝』第3巻第4章「ラッセル平和財団」
2.参考例
that scientist's efforts to make laymen think about science[一般の人に科学について考えさせようとする科学者の努力]
出典:Shogakukan Random House English-Japanese Dictionary, v.1
These technical terms are difficult for the layman to understand.
[これらの専門用語は素人には理解しづらい。]
出典:『新版完全征服 データベース5500 合格 英単語・熟語』p.311
The mere mention of the words, 'heart failure', can conjure up, to the layman, the prospect of imminent death.
* conjure up:呪文を唱えて(魔法を使って)霊を呼ぶ;眼前に思い出す(思い出させる)
(出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.
