バートランド・ラッセル 英単語・熟語 i025 - I dare say (also I daresay esp. in British English)
★ I dare say (also I daresay esp. in British English) [おそらく・・・だろう, たぶん]
* dare (助動詞):あえて・・・する,思い切って・・・する。/(動詞)あえて・・・する,思い切って・・・する;・・・をものともしない
1.ラッセルの用例
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[恐らく,アッティラ(訳注:Attila, 406年?- 453年 フン族の王。大帝国を築き上げ,キリスト教の信者からは「神の災い」と恐れられた。)の子供時代はきわめて不幸であったと思われるが,歴史は不幸にもこの点について沈黙している。明らかにナポレオンが若い時に貧困のため屈辱を受けていなければ,あれほど俗物的にも,好戦的にもならなかったと思われる。ナポレオンが'豚の幸福'に満足するように導かれていたら,人類にとって幸いだったであろう。
出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ集』の中の「子供は幸福であるべきか? 」]
This method of diminishing my effectiveness alarms and angers my friends and affronts me, but, from the point of these who differ with me, I dare say it is about their only retort. In any case, if the charge is true; I fail to see why anyone troubles to remark on my babblings.
[このようにして私の影響力を減らそうとするやりかたは,私の友人たちを驚かせ,怒らせるとともに,私を公然と屈辱するものである。しかし,私と見解を異にする人々の立場からすれば,おそらくそれは,彼らの唯一の反駁(手段)だろう。いずれにしても,たとえそうした非難が当たっているとしたら,どうして労を惜しまず,私(老人)の'たわごと'について言及しようとするのか,理解できない(松下注:前の方に,「新聞記者や時事解説者たちは,私は耄碌(もうろく)していると言って私を個人的に取り扱いがちである。」と書かれています。ラッセル特有のユーモアです)。
出典:ラッセル『自伝』第3巻第4章「バートランド・ラッセル平和財団 」]
Now, by the early part of 1949, I had become so respectable in the eyes of the Establishment that it was felt that I, too, should be given the OM. This made me very happy for, though I dare say it would surprise many Englishmen and most of the English Establishment to hear it, I am passionately English, and I treasure an honour bestowed on me by the Head of my country.
[1949年の初め頃までに,今度は私が'体制側の人々'の眼に尊敬すべき人間と映るようになったので,私もまたメリット勲章(OM: Order of Merit)を授与されるべきであると思われるようになった。私はメリット勲章の授与を非常にうれしく思った。なぜなら --多分,多くの英国人や大部分の体制側の人々は驚くであろうが-- 私は英国を熱烈に愛する人間であり,またわが国の元首から与えられる栄誉を光栄と思う人間だからである。
出典:ラッセル『自伝』第3巻第1章「国の内外で 」]
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2.参考例
I dare say yor are tired (= You are tired, I dare say.[さぞお疲れでしょう。
(出典:森一郎『試験にでる英熟語』p.52]
I dare say you're right.
[ 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.]