バートランド・ラッセル 英単語・熟語 f020 - from without
★ from without [外側から]
* 文語的表現。この場合,without (外,外部)は名詞形。
1.ラッセルの用例
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[外から強いられてするということは決してない幼年時代(periods of browsing: 漫然と気の向くままにいろいろとやってみる時代)は、人生の初期において、重要な時期であると私は思う。なぜならば、その時期は、外見上はとりとめなく見えるが実は生涯消えることのない非常に重要ないろいろな印象を形成する時間を与えるからである。
出典:ラッセル『自伝』第1巻第1章の中の「幼少の想い出」]
In the modern world there are two philosophies: the one which stems from Rousseau, and sweeps aside discipline as unnecessary, the other, which finds its fullest expression in totalitarianism, which thinks of discipline as essentially imposed from without.
[現代世界には,2つの哲学がある。1つはルソーから由来するもので,「規律」を不必要なものとして脇に一掃してしまう。もう1つは,--その完全な表現を全体主義のうちに見ることができるが--「規律」を外部から課せられる本質的なものと考える。
出典:ラッセル『自伝』第1巻第7章「再びケンブリッジ大学」]
ラッセル英単語・熟語1500 |
[ローマ帝国は世の中に秩序をもたらしたが,同時に,個人の偉業をかなりの程度消滅させた。ローマ帝国の支配下,個人の創意は,ローマ帝国外からの新たな攻撃に抵抗できないほどそがれた。
出典:ラッセル『自伝』第3巻第1章「英国への帰国」]
2.参考例
as seen from without / help from without.[外部から見れば/外部からの援助
出典:Kenkyusha's New College English-Japanese Dictionary, 6th ed.]