バートランド・ラッセル 英単語・熟語 c030 - consolation
★ consolation (n) [慰めること、慰め、安らぎ]
* 森一郎『改訂新版 試験にでる英単語』p.164 説明: con = together , sole = comfort → 「ともに慰める」
* console (v): 慰める
* a consolation prize :残念賞
* consolation money :慰謝料
* syn. : comfort
1.ラッセルの用例
* console (v): 慰める
* a consolation prize :残念賞
* consolation money :慰謝料 * syn. : comfort
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[親が子供である私たちを愛するのは,私たちが彼らの子供であるためである。これは,変わることのない事実であり,それゆえ,他の誰といるよりも,親と一緒にいる時に安全だと感じる。うまくいっている(←成功している)時は,このことは,重要とは思えないかもしれない。しかし,苦境にある時(失敗した時)には,他のどこにも見つけられない'慰めと安心感'を与えるのである。]
出典:ラッセル『幸福論』第13章「家族」
Ever since the time of Boethius in the 6th century it has been customary to speak of the consolation of philosophy, but for my part I find more consolation to be derived from the study of history.
[六世紀に生きたボエティウス(Boethius, 480-524?: イタリアの哲学者,政治家)以来,哲学が与える慰めについて語るのが通例であったが,私自身は,哲学よりももっと多くの慰めを歴史研究から得ている。]
出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ』の中の「歴史の慰め」
I have observed the same thing in a really bad London fog. An ordinary fog is a mere nuisance, but a fog so bad that you cannot see your own feet brings consolation even to the most melancholic.
[私は,ロンドンのひどい霧の日に,同じ光景を観察したことがある。普通の霧ならばいやな思いをするだけであるが,足元も見えないぐらいにひどい霧の場合には,極度に憂鬱な人に対しても,心の安らぎを与える。]
出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ』の中の「災難がうれしいのはなぜか?」
I lay awake through long nights, hearing first the nightingale, and then the chorus of birds at dawn, looking out upon sunrise and trying to find consolation in external beauty.
[私は,幾晩も,長い夜を,いつまでも眠らずに,ベッドに横たわっていた。最初にナイチンゲール(nightingale サヨナキドリ:夜美しく鳴くので有名/上の切手の鳥)の鳴き声を聞き,それから夜明けに鳥たちの合唱を聞き,日の出を眺め,そうして外界の美しさに慰めを見いだそうと努めた。]
出典:ラッセル『自伝』第1巻第6章「プリンキピア・マテマティカ」
2.参考例
ラッセル英単語・熟語1500 |
[宗教の中に慰めを見出す / 私にはお音楽が大変慰めになる。]
出典:『Shogakukan Random House English-Japanese Dictionary, v.1
The children were a great consolation to him when his wife died.
出典:Oxford Advanced Learner's Dictionary, 8th ed.