(本館)  (トップ)  (分館)

目次

ラッセルの英語「類義語シリーズ」 r_ruigigo-m04

mix / blend | 総索引

最所フミ(編著)『英語類義語活用辞典』(pp.247-249)

【"mix":違ったもの(音、色、味、その他)を原型のママ混合すること。ただし、ある効果を意図して混ぜ合わせる場合には、"blend"と同じ意味として使われる場合がある。】
【"blend":個々の混合物の原型をとどめないまで新しいものを生み出すこと。】

* 『英単語ターゲット1900』p.398の説明がわかりやすい。即ち、"mingle" は見て元の成分がわかるように混ぜること; "mix" は異なるものを均質になるように混ぜること; "blend" は同じものの(お茶ならお茶の)異なる種類をまぜること。

(1) Oil and water will never mix.
[油と水は絶対にまじわらない。]

(2-1) This coffee is a blend of four varieties.
[このコーヒーは4種類の原料のブレンドだ。]

(2-2) The blue of her dress perfectly blended with the color of her eyes.
[彼女のドレスの青が彼女の青い眼と完全にマッチした。]


A.ラッセルの著作における用例

<用例1-1>
I retained throughout his life an attitude towards him consisting of affection mixed with fear.
[彼(注:ラッセルの兄)に対しては,彼の生涯を通して,恐怖が混在した愛情から成る態度を取り続けた。]
 出典:ラッセル『自伝』第1巻 第1章「幼少時代

<用例1-2>
The government of Syracuse at this time seems to have been a mixture of democracy and oligarchy.
[この当時のシラクサの政治(体制)は,民主政治と寡頭政治(少数独裁政治)の混じり合ったものであったように思われる。]
 出典:ラッセル『権力−新しい社会分析』第6章「むきだしの権力

<用例2-1>
But he blended the harshness of the Philosophical Radicals with something of the Romantic Movement, derived first from Coleridge and Carlyle and then from his wife.
[しかし,彼は哲学的急進論者のとげとげしさに,最初コールリッジ(Samuel Taylor Coleridge, 1772-1834:イギリスのロマン派詩人)やカーライルに由来する,その後は自分の妻から得た, 浪浸主義運動的要素を混ぜあわせた。]
 出典:ラッセルジョン・スチュアート・ミル

<用例2-2>
Marriage customs have always been a blend of three factors, which may be loosely called instinctive, economic, and religious respectively.
[(社会的制度としての)結婚の慣習は、常に、3つの要因の混ざったものであり、それらは、それぞれ、大ざっばに、本能的、経済的、宗教的と呼ぶことができるであろう。]
 出典:ラッセル『結婚論(結婚と性道徳)』第2章「母系社会


B.他の参考例

<参考例1>
He's mixing with the wrong people.
 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.

<参考例2>
Their voices blend well each other.
 出典::Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.