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電子掲示板の過去ログ(2005年)

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  2005年(2005年1月〜12月24日まで)の過去ログ  「新→古」の順

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有難う御座います 投稿者:梅 投稿日:12月24日(土)15時11分25秒 U133064.ppp.dion.ne.jp

松下様
紹介いただき、有難うございます。
本来ですと、こちらのHPからもリンクし返す(?)のが礼儀なのでしょうが、やんぬるかな、小生がパソコン無智でありまして、友人に任せっぱなしであります。その彼もHP技術、時間ともに梃子摺りっぱなしで、難儀しておりますが、いずれ近いうちにそうさせていただきたく思います。
目下、ラッセル書は『中国の問題』(昔、読んだはずが、かなり忘れておりました)を、ポツリポツリと読んでおります。
よいお年を。


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新しい福筆サイトのURL 投稿者:松下彰良 投稿日:12月23日(金)11時03分53秒 pd32b9e.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

梅さま
読者各位

 福筆サイトの新しいページができたとのことですので、リンク先を変更させていただきました。

  https://fukupen.com/umetaroh/index.html

 このサイトの無料コーナーに、ラッセル思想紹介漫画も掲載されていますので、みなさん、訪問してみてください。  松下

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Re:Re [ラッセルの言葉 0008]を読んで 投稿者:サトウ 投稿日:12月 4日(日)23時32分8秒 i60-34-242-248.s02.a013.ap.plala.or.jp

権力というと、政治的な響きがありますが、英語では単に「power」なんですよね。英語圏では、日常生活のなかで普通に使われる言葉でしょう。松下さんに共感します。
学校の先生が(学力向上のために)生徒に宿題を課すこともありますが、それは正当な権力の行使かと思われます(分量はケースバイケースでしょうが)。けれど、たいてい権力を行使される側は、なんらかの服従を強いられるので、嫌なものです。もっとも、生徒の学ぶ意欲しだいでは、その限りではないでしょうが。
いうまでもなく、憲法に明記されているように、そもそも内閣は政治を行う権力(executive power)をもちますから、われわれが選挙でだれに投票するかが重要になってくるのでしょう。

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Re [ラッセルの言葉 0008]を読んで 投稿者:松下彰良 投稿日:12月 4日(日)22時05分43秒 pd3145c.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

 サトウさん、コメントありがとうございます。

 サトウさんも同感だろうと思いますが、権力者(力を持つ人)というのは、上は大統領、首相、ローマ法王、天皇、その他各分野のトップから、下というか、最も小さな権力者(保育園の保母さん、学校の先生、その他何らかの小さな社会で力を持っている人)まで、レベルもいろいろあります。(権)力を持てば持つほど、よりいっそう(権)力の行使には慎重になるべきですが、常に意識的に反省するようにしないと、いつのまにか「裸の王様」になってしまいますね。政治の世界では、いつの時代も、「正しい」政治を行うにも権力を持たないと意味がないということで、自省する人は少ないようです。国民もそういう政治家の方をたのもしく思ったりしますのでやっかいです。
 
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[ラッセルの言葉 0008]を読んで 投稿者:サトウ 投稿日:12月 4日(日)21時28分35秒 i60-34-242-248.s02.a013.ap.plala.or.jp

どの分野においても、偉くなっていくと(=ポストがあがっていくと)、相手を説得しなくても(説得する努力をしなくても)上下関係(権力)だけで自分の思ったことができるようになっていきます。そこから不幸な勘違いがおこり、世界が見えなくなり、「裸の王様」状態になりやすくなります。そのような事態に陥らないためには、権力をもっていてもできるだけ行使せず、できるだけ論理的に説得する習慣をしっかり身につけることが肝要となります。

権力の座にある人が、松下さんのような考え方ができるかどうかだと思います。正当な権力の行使(法的な意味では、たとえば、先の衆院解散など)というのはあるのでしょうが、乱用は許されてはならないと思います。ふと、アダム・スミスの「公平な観察者」を思い出しました(昔、少し齧ったので)。

蛇足ながら、寒くなってきたので、風邪をひかないようにしたいものです。

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Re ラッセル漫画について 投稿者:松下彰良 投稿日:11月28日(月)21時23分52秒 pd314df.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

梅様

 ホームページのサイト、移転のご連絡ありがとうございます。
 12月1日に、リンク先の修正をさせていただきます。
 多分 https://fukupen.com/umetaroh/index.html になるのだろうと想像しています。

 「ラッセル漫画外伝」の件、何かよい題材がありましたら、またお知らせします。
 今すぐ思いつくのは、第一次世界大戦勃発から終戦までのラッセルなどは、よい題材だろうと思われます。(戦争の勃発に歓喜するロンドン市民;戦争反対だったケンブリッジの同僚も、ひとたび戦争が始まると、賛成にまわってしまう → ラッセルは孤立無援となるが、反戦運動を継続する → 反戦活動のために刑務所に入ることになる → 戦争がながびくと、戦争に賛成した市民にも厭戦気分がひろがり、早く戦争が終わればと思うようになる → ようやく戦争が終わり、歓喜する市民達 → 戦争が終わったことについてラッセルも喜ぶが、人間の勝手さに手放しでよろこべず、あいかわらずラッセルは孤独であった → しばらくすると戦争の悲惨さを人々は忘れ、・・・ → (第2次世界大戦は、ヒットラーと闘うために、やむなく仕方なしとしたが、時代が進んでも人間のおろかさはかわらず・・・)
 
 以上は、『ラッセル自叙伝』に全てでてきますので、ご存じのことと思います。
 もう一つ良い題材は、ニュウヨーク市立大学の教授就任を拒否された、いわゆる「バートランド・ラッセル事件」です。ラッセルのホームページに、この事件について、いろいろ情報が掲載されていますが、次の鶴見俊輔氏のエッセイもその一つです。
 https://russell-j.com/cool/TURU-BRC.HTM
 日高一輝氏も紹介しています。
 https://russell-j.com/cool/RaK-BRC.HTM
 また気がついたら、お知らせします。  松下

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ラッセル漫画について 投稿者:梅 投稿日:11月28日(月)14時24分13秒 U168042.ppp.dion.ne.jp

松下様、ラッセル漫画を福筆サイトに、リンクしていただき、大変感謝しております。お陰様で、検索紹介が非常にスムースになり、ずいぶん助かりました。
ところでアドレスが移転することになりました。理由は事務方の事情によるものらしく、小生は不明であります。
従って、やり方は存じ上げませんが、新アドレスに紹介先をかえていただけませんでしょうか。11月いっぱいで元のサイトからいてんすることになっており、その移転先のアドレスも今のHPに掲載されております。
ラッセルは残念ながら日本ではあまり一般にしられておりません。(中国では、羅素、として、かなり評価されていることは、留学生を通じて存じ上げてはおりますが・・)
また、もし、ご希望であれば、ラッセル漫画外伝として、大いに宣伝したくおもいますので、その際、脚本、というより、お勧めの文集、ないしは、その大意だけでもお伝えしていただければ、小生なりの画脈で引きつ続き発表いたしたく思っておりますので、ご一報くださいませ。


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追伸 投稿者:松下彰良 投稿日:10月19日(水)22時05分19秒 pdf4efd.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp
>怠惰への讃歌とは、怠惰礼賛のことでしょうか・・・。

 その通りです。

 それから、日高一輝(訳)『拝啓バートランド・ラッセル様』(講談社,1970年7月 302pp.) もお薦めです。
 (大きな図書館か古書店でないとなく、また邦訳に多少問題はありま すが・・・)
 https://russell-j.com/cool/64T-IDX.HTM

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有り難きかな 投稿者:梅 投稿日:10月18日(火)06時46分33秒 U171124.ppp.dion.ne.jp

早速のご返答、有難うございました。
反俗評論集は、確か高校時代、最初に巡りあいましたラッセル本で、頭のいい人とはこういう人だ、と感動したのをおぼえています。
社会改造の原理、によって、武者小路さんの新しき村、に行く決意をしたのも思い出深いです。怠惰への讃歌とは、怠惰礼賛のことでしょうか・・。
目下、近近書き込み予定の三酔人経綸問答なるシリーズ漫画にラッセル的人物を一度登場させたいと思っているのです。


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お薦めのラッセルの著作 投稿者:松下彰良 投稿日:10月17日(月)21時36分44秒 pdf4efd.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

>数理哲学論文関系以外比較的、一応、読んだ気がしますが、何かお勧めのラッセル著作物、ございましたらば、ご連絡ください。

 現在書店で売られているものは限られています。神田などの古書店であればある程度入手できると思われます。哲学以外で余り大部でないものということですと、下記のようなものがおすすめです。都道府県立の図書館であれば大部分所蔵しているのではないかと思います。

市井三郎(訳)『社会改造の原理』(河出書房新社版『世界の大思想』v.26、1969年8月刊)
 https://russell-j.com/cool/10T-IDX.HTM

東宮隆(訳)『懐疑論集』(みすず書房,1963年7月。278pp.)
 https://russell-j.com/cool/26T-IDX.HTM

堀秀彦・柿村峻(共訳)『怠惰への讃歌』(角川書店,1958年10月刊。210pp. 角川文庫 n.1720)
 https://russell-j.com/cool/32T-IDX.HTM

津田元一郎(訳)『宗教から科学へ』(荒地出版社,1956年12月。198p.)
 https://russell-j.com/cool/33T-IDX.HTM
竹勝(訳)『宗教は必要か』(荒地出版社,1959年/同社刊・増補改訂版,1968年)  https://russell-j.com/cool/51T-IDX.HTM
山田英世・市井三郎(共訳)『人類の将来−反俗評論集−』(理想社,1958年6月。286pp.)
 https://russell-j.com/cool/41T-IDX.HTM

東宮隆(訳)『ラッセルは語る』(みすず書房,1964年5月 183pp. みすず叢書n.4)
 https://russell-j.com/cool/56T-IDX.HTM//

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追加 投稿者:梅 投稿日:10月17日(月)18時57分42秒 ZG245198.ppp.dion.ne.jp

そう、そもそも今回図らずも、別の資料収集目的で国会図書館に通うことが大きな上京目的でもありました。


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ume 投稿者:梅 投稿日:10月17日(月)18時53分56秒 ZG245198.ppp.dion.ne.jp

残念ながら11月の読書会は参加できませんことが判明しました。同人雑誌同人約1名のせいで、さらに一週間後に会が延びましたる関係上・・・。無念。
さて、以前管理人様に、自分が好きなラッセルの著作は、自由人の信仰、と、お伝えしましたが、中野良之、大田喜一郎訳の人生についての断章も、20年来の愛読書の一つです。
数理哲学論文関系以外比較的、一応、読んだ気がしますが、何かお勧めのラッセル著作物、ございましたらば、ご連絡ください。


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RE コンラッドを検索していた 投稿者:松下彰良 投稿日:10月16日(日)14時47分3秒 pdf4efd.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

>ラッセル(確かに英語の試験にはよく引用されていたし、晩年にデモに参加する姿も見かけている)氏と知り合いだったとは。

 ラッセルは、(知的にではなく)心情的にコンラッドに共感するところが多々あり、次男にコンラッドにならって、コンラッド・ラッセルと命名しています。コンラッドは、ケンブリッジ大学の政治学の著名な教授でしたが、何年か前になくなりました。
 ラッセルが最も共感を持ったコンラッドの作品は、『闇の奥』です。
 https://russell-j.com/beginner/DBR5-40.HTM

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コンラッドを検索していた 投稿者:名無しの探偵 投稿日:10月16日(日)11時52分37秒 YahooBB220041232113.bbtec.net

「密偵」(ロンドン・テロ事件に取材した小説)などで有名なコンラッドを検索していたらこの掲示板に来てしまった。
コンラッドの原作の映画化はほとんど観ているような気がする。しかし、コンラッドがどういう人か不明だったので検索していました。
ラッセル(確かに英語の試験にはよく引用されていたし、晩年にデモに参加する姿も見かけている)氏と知り合いだったとは。
ラッセル氏は哲学者で有名でしたが、年下のヴィトゲンシュタインの哲学が傑出しており、それを認めたのでも有名だった?と思いますが。
すいません、素人が勝手なことを書いたようです。

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Re: ロンドン・テロ事件 投稿者:浜地道雄 投稿日: 9月21日(水)07時53分11秒 eatkyo08200.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

松下彰良 様

7月11日付けのご指摘を今頃読みました。
ありがとうございます。一つ知識が増えました。
確かに、ラッセルホテルは1900年の建造ですから、B ラッセルはまだ28才だったという ことですね。

>ラッセルホテルの名前はB.ラッセル(1872〜1970)にちなんでいるのではなく、第5代
>ベッドフォード公爵(1765 - 1805:本名は、フランシス・ラッセル Francis
>Russell)を記念してる

https://www.janjan.jp/world/0507/0507099379/1.php

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RE why from my pc 投稿者:松下彰良 投稿日: 9月12日(月)21時32分11秒 pdf4c4a.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp
梅さま

 「ラッセル思想紹介漫画」を掲載させていただき、ありがとうございます。

>先日、ラッセル講義描いたる、また、光栄にも掲載されたる、梅ともうしますが、何故か私のパソコンでは、閲覧できませんでした

 福筆サイトには、Flash形式で掲載されていますが、ラッセルのホームページでは、PDF形式で掲載しています。これは、Adobe Reader がインストールされていないと閲覧できません。
最近販売されているパソコンにはすべて Adobe Reader がインストールされています。古いパソコンでも次のサイトから無料で入手できます。
 また、もしもインストールされていてもバージョンが低くて表示できない場合もあります。
その場合には、最新版をダウンロードして、インストールしていただければ幸いです。
 https://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html
 よろしくお願いいたします。 松下

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why from my pc 投稿者:梅 投稿日: 9月12日(月)18時46分2秒 y249250.ppp.dion.ne.jp

先日、ラッセル講義描いたる、また、光栄にも掲載されたる、梅ともうしますが、何故か私のパソコンでは、閲覧できませんでした。
やっぱり、私が馬鹿なのでしょうか。パソコンの按配たるものが判っていない感じです

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(無題) 投稿者:梅 投稿日: 9月 7日(水)10時43分39秒 ZG245197.ppp.dion.ne.jp

了解しました。今から送信致します。

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RE ラッセル思想紹介漫画について 投稿者:松下彰良 投稿日: 9月 6日(火)21時19分11秒 pdf4c4a.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

梅さま

 ラッセルに関する漫画の件で書き込んでいただき、ありがごうございます。
 一度拝見させていただければ幸いです。
 私のメールアドレスは以下の通りです。スパムメール対策のため、画像にしてあります。

よろしくお願いいたします。  松下

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ラッセル思想紹介漫画について 投稿者:梅 投稿日: 9月 6日(火)17時24分40秒 ZG240245.ppp.dion.ne.jp

拝啓、初めて投稿します。
貴殿のHPの存在、驚き、かつ喜びました。
小生は実は数年前に、私たちのささやかな同人文芸誌(元は武者小路実篤の新しき村の若者が始めた)にせめて廻りにはラッセルの事を理解してもらいたく、3回に分け合計20数頁、“ラッセル講義”なる漫画を描きました。これでも一応プロでした。しかしこの内容は商業誌に掲載はまず、無理と当初より弁えたうえで描いたので(それにしてもそのために我ながら結構、文献を調べたつもりではありますが。)それはそれで良いと思っていたのです。
ところで最近、知人の勧めと援助によりHPを起こし、それは主として別の同時進行型の、無料の漫画を掲載するのが目的ですが、ここに、ついでに以前描いたラッセルも載せるか、と思い立ち、そこで再確認するつもりで苦手なパソコンを開いて閲覧して初めて貴殿のHPを知ったのでした。
要件はこうです。小生どものHPに掲載する前に、どなたか“ラッセル講義”を検証していただけませんか?不正確であったら、世界が困る事ではありますまいか。
一話目は先刻スキャンしましたので、すぐに送信可能です。また、当然これで自己宣伝なり金銭を得たいとは毛頭思っておりませんので、良ければどなたにでも転載されて結構です。
因みに、」小生等のHPのアドレスはhttps://www2.bbweb-arena.com/fukupen/index.htmlです。
確認されて連絡くだされば、尚宜しかろうとおもいます。
敬白

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RE 度々失礼します 投稿者:松下彰良 投稿日: 8月22日(月)12時44分50秒 pdf4c4a.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

 失礼しました。
  『息子と恋人』は誤記で、『恋する女達』です。 松下
  
https://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/TANA-M01.HTM

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度々失礼します 投稿者:浅野 投稿日: 8月22日(月)09時12分31秒 b158174.ppp.asahi-net.or.jp

先般のご回答の中にジョシュア卿がラッセルになぞらえて描かれているとおっしゃっていましたが、それはロレンス本人の言葉ですか?また私はまだ「息子と恋人」を読んでいないのですが、ロレンスの別の作品「恋する女達(women in love)」にもジョシュア卿が登場するようですが、意図的に同じ登場人物の名前を使ったのでしょうか?

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返信ありがとうございます 投稿者:浅野 投稿日: 8月17日(水)12時15分46秒 s144230.ppp.asahi-net.or.jp

詳しくご説明して頂いて本当にありがとうございます!!まだまだ勉強不足ですが、これからラッセルの著書をはじめ、関連作品にも精力的に挑戦してみようと思います!またエリオットも一時期ラッセルと同居(居候?)していたという話を聞きました。夏休みは読書、ラッセル研究に勤しんでいこうと思います。翻弄に色々とありがとうございました!

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追伸(ラッセルが影響を与えた作家) 投稿者:松下彰良 投稿日: 8月15日(月)09時42分18秒 pdf4c4a.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

追伸

 ラッセルと同じく、ブルームズベリー・グループの一員であり、1901年に「ケンブリッジ使徒会」の会員(ラッセルは、1892年、学部生2年の時に会員となる)であったE.M.フォースターもラッセルの影響を受けていると思われます。
 E.M.フォースター(Eward Morgan Forster, 1879年1月1日-1970年6月7日))は、『インドへの道』などの小説で著名な作家です。

(映画化された作品)
 https://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=5551

(参考)
 https://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2003_14449/slides/05/5.html

 ちなみに、大阪大学の村田幸範さんという博士課程の学生が、次のような研究発表をされているようです。
  ★村田幸範(D1)
  発表題目:『E. M. Forsterの幾何学的空間認識と物語時間:A Passage toIndia とThe Longest Journey に見るBertrand Russellの影響』
 https://www.let.osaka-u.ac.jp/eibei/Dannwakai.html
https://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/TANA-M01.HTM

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ラッセルが影響を与えた作家 投稿者:松下彰良 投稿日: 8月 9日(火)21時40分49秒 pdf4c4a.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

 ラッセルが影響を与えた小説家(作家、あるいは文学者)というのも「多義的」です。
 ラッセルから「思想的に」影響を受けたが、小説の実作には大きな影響は受けなかったということもありえます。

 広い意味(思想的に影響を受けたということ)であれば、かなりの数の文学者(小説家)が影響を受けたと予想されます。狭い意味にとれば、余り多くないだろうと思います。

 ラッセルから影響を受けた小説家としては、まず第一に、サマセット・モームをあげる必要があります。モームは、モームの精神的自伝ともいうべき『要約すれば』(新潮文庫)で、もっとも影響を受けた思想家としてB.ラッセルをあげています。
 次のホームページにも説明がありますのでごらんになってください。

 ★田中睦夫「ラッセルとモーム」
  https://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/TANA-M01.HTM

 作家のジェームス・ボールドウィンも影響を受けていると思われます。(ラッセルと対談している写真が残っていますので。)

 それから、「影響」という場合、ラッセルの思想に共鳴という形で影響を受ける場合だけでなく、「反発」という形で影響を受けることもあります。後者では、D.H.ロレンスがあげられます。その小説のいくつかにラッセルが現れますが、『息子と恋人』(後記:『恋する女達』の誤記)では、ジョシュア卿として登場します。

 ★柴田多賀治「D. H. ロレンスと B. ラッセル」
 https://russell-j.com/cool/SIBATA.HTM

 日本の小説家としては、有名ではないですが、プロレタリア小説家の貴司山治という人がいます。次のページをごらんになってください。
 https://www.parkcity.ne.jp/~ito-jun/bun3/bun3.htm

 芥川賞作家の柳美里も影響を受けていると思われます。発売禁止となった『石に泳ぐ魚』に、ラッセルの『幸福論』がでてきます。
 次の裁判記録にもでてきます。
 https://www.kyoto-su.ac.jp/~suga/hanrei/11-1.html  (引用)[30](14)T女は上野に在住しており、この日、被告柳と原告は叔母の家に宿泊した。被告柳は、原告が当時読んでいたバートランド・ラッセルの「幸福論」を欲しがった。原告は、同じものを書店で買ってあげると言ったが、被告柳が原告が施した下線や書込みの入っているものが欲しいと言ったので、同被告に右書籍をあげた。(小説中対応部分69ないし72頁)

 今すぐ思いつくのは以上のような人たちです。//

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ありがとうございます! 投稿者:浅野 投稿日: 8月 9日(火)12時04分0秒 s144252.ppp.asahi-net.or.jp

丁寧にご回答して頂いて本当にありがとうございます。ホイットマンの詩は以前少し読んだことがあるので、別の角度から再度読み直してみようとおもいます。そして私の日本語が拙かったのですが、ラッセルが影響を受けた小説家(novelists that gave influence on Russel)とは別に、ラッセルが影響を与えた小説家(novelists that got influenced by Russel)をご存知でしたら教えて頂けませんでしょうか。後者の定義は非常に難しいとは思いますが、作中にラッセルの思想を感じることが出来る作品があれば、是非読んでみたいと思っています。

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RE 初めて投稿します 投稿者:松下彰良 投稿日: 8月 8日(月)20時24分4秒 pdf4c4a.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

(後記:下記は、早とちりをして、ラッセルが影響を与えた小説家について書くべきなのに、ラッセルが影響を受けた小説家について書いてしまったもの。)

 ラッセルは、専門分野以外では、歴史の本を一番多く読み、次に文学関係の本をたくさん読んだとどこかで書いています。
 愛読書と影響を受けた本とは、別です。
 一番影響を受けた文学者は、無神論者のシェリーです。シェリーの詩に大きな影響を受けていることを、ラッセルは、いろんなところで述べています。ラッセルはホイットマンの詩も愛読していますが、大きな'影響を受けた'といえるかどうかはわかりません。

 小説ということでは、ツルゲーネフの小説に大きな影響を受けたと、あるところで言っています。(The Romance of Revolt. In: Fact and Fiction, 1961))
 またジョセフ・コンラッドの小説(特に『闇の奥』)にも大きな影響を受けており、コンラッドから名前をもらって、次男にコンラッド・ジョン・ラッセル(ケンブリッジ大学教授をつとめる/何年か前に死亡)と命名しているほどです。
 影響を受けたかどうかはわかりませんが、愛読書ならいっぱいあります。いうまでもなく、シェークスピアやミルトンの全作品、J.オースティンの心理小説、A.クリスティーの推理小説、その他、非常に多くの作品を愛読しています。
 今ホームページ上に連載している『ラッセル自叙伝』にもいろいろでてきます。いちいちあげませんが、通読してみてください。

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初めて投稿します 投稿者:浅野 投稿日: 8月 8日(月)14時40分25秒 s144231.ppp.asahi-net.or.jp

私は都内の高校に通う浅野と申します。先日、古本屋でWHY I AM NOT A CHRISTIANという挑発的なタイトルに惹かれて初めて哲学書(?)なるものを購入したのですが、あまりの面白さに一晩で読み終えてしまいました。しかし、やはり小説とは異なり、電車の中で片手間に読めるようなものではありませんでした。そこで、もしご存知でしたら、ラッセルが影響を与えた小説家(もしくは作中にラッセルの無神論を感じ取れるような作品)を教えて頂けませんでしょうか。

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Re ロンドン・テロ事件 投稿者:松下彰良 投稿日: 7月11日(月)21時18分32秒 pdf4c4a.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

 浜地道雄 様

 書き込みありがとうございます。
 ラッセル・スクエアには、20年以上前に訪れましたが、Hotel Russell には泊まった ことはありません。
 ラッセルのホームページは、火、木、土に更新していますので、明日、What's new! からリンクさせていただきます
。  ところで、

>数学者であり哲学者のバートランド・ラッセル卿(1872〜1970)にちなんだ
>このホテルで、イギリスのトップ19大学の学長が会合を持つことから、・・・

 の部分ですが、B.ラッセル(1872〜1970)にちなんでいるのではなく、第5代ベッドフォード公爵(1765 - 1805:本名は、フランシス・ラッセル Francis Russell)を記念しているものと思われます。
 次の2つのページを参照してください。

(ラッセル・スクエアについて)
https://wwp.greenwichmeantime.com/time-zone/europe/uk/england/london/central/wc1-bloomsbury-kings-cross-holborn/russell-square/

'... The garden of Russell Square is opened to the public and has a very convenient cafe. On the southern edge of the square is a statue commemorating the 5th Duke of Bedford (1765 - 1805). An avid farmer, the Duke is shown with a plough and sheep.'

(ラッセル家の系図について)
https://nekhet.ddo.jp/people/russell.html

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ロンドン・テロ事件 投稿者:浜地道雄 投稿日: 7月11日(月)11時50分56秒 eatkyo026183.adsl.ppp.infoweb.ne.jp

初めまして。
学究とは程遠い、ビジネスマンですが、
ロンドンでのテロ事件の関連で下記しました。
https://www.janjan.jp/world/0507/0507099379/1.php
(無断転載、歓迎)
https://www.npo-ic.org/php/member-info.php?id=90

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RE: レイ・モンクのラッセル伝 投稿者:高橋S 投稿日: 7月 2日(土)00時48分13秒 L030081.ppp.dion.ne.jp

ars様、どうも、はじめまして。

>高橋さまお一人で今後も翻訳されるのでしょうか。
>それとも分担をお決めになり、どなたかが監修されるのでしょうか。

そういう予定はないです。
あの「序」は自分の学習目的のために、ちょっと訳してみたんです。

>レイ・モンクのラッセル伝は素晴らしいので

たしかにかなり良い本という気がします。
でも後半は悲劇的でもありますね。
ラッセルの論理学と哲学の部分も、具体的に丁寧に解説されているようです。

なお、ぼくのブログの中
https://blogs.dion.ne.jp/000/archives/cat_86193.html で
Bernard Linsky著『Russell's Metaphysical Logic』という本の
一部を訳しつつあります。これも質が低いですが、参考にしてください。

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レイ・モンクのラッセル伝 投稿者:ars 投稿日: 7月 1日(金)21時59分18秒 YahooBB219181130119.bbtec.net

はじめまして。関連リンク先に高橋氏が訳されたレイ・モンク著、ラッセル伝の第2部「序」があるのを拝見させて頂きました。高橋さまお一人で今後も翻訳されるのでしょうか。それとも分担をお決めになり、どなたかが監修されるのでしょうか。レイ・モンクのラッセル伝は素晴らしいので是非とも翻訳され出版されて欲しいと思っています。

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RE ラッセル・アインシュタイン宣言50年  投稿者: 松下彰良  投稿日: 5月26日(木)22時52分9秒 p6f9d0d.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

安田さま

 ラッセル・アインシュタイン宣言50年記念講演会のご案内ありがとうございます。松下

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ラッセル・アインシュタイン宣言50年  投稿者: 安田和也  投稿日: 5月26日(木)18時02分33秒 Dttji41DS45.myg.mesh.ad.jp

被爆60年の今年ラッセル・アインシュタイン宣言発表から50年、核問題は依然、人類焦眉の課題です。宣言50年の今日的意義と核を考える記念講演会を催します。宣言の契機ともなったビキニ・第五福竜丸被災事件の船を保存展示する第五福竜丸平和協会主催です。7月9日(土)13時30分、神田・神保町の学士会館203です。参加費500円。講演・小沼通二・慶応大学名誉教授、世界平和アピール七人委員会事務局長。ぜひご参加ください。
https://d5f.org

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RE RE ケインズの書名  投稿者: サトウ  投稿日: 5月24日(火)23時45分58秒 i222-150-238-114.s02.a013.ap.plala.or.jp

松下さま

たしかに出版社の思惑から、邦題は原著に忠実でない場合がままあります(映画のタイトルなんかもそうですが)。ラッセルの「哲学入門」にしても、原著の表題のままでは書店で手にする人も減るかもしれません(大抵、学習の手順として、問題にあたる前に概括的な理解が必要なように思うでしょうから。もっとも「問題」といってもproblemなのですが)。ケインズの邦訳書名は、ほぼ定訳になっているようなので、あえて取り上げた次第です。

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RE ケインズの書名  投稿者: 松下彰良  投稿日: 5月24日(火)22時24分53秒 p6f9d0d.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

サトウ様

コメントありがとうございます。
 My Early Beliefs は、ラッセルのことも書かれているので、昔、少しだけ読んだことがあり、そのような書名だったと思いましたが、忘れたので、『初期の信条』などという、よくわからない(この書名では売れないでしょうね)邦訳書名にしてしまいました。『若き日の信条』に変えさせていただきます。
 The Economic Consequences of the Peace は、『平和の経済的結果』よりも、『平和の経済的帰結』の方がかっこいいですが、日高氏は、『平和の経済的影響』と訳されており、この方が内容にそくしているような気もします。しかし、やはり、実際の邦訳書のタイトルと同じく、『平和の経済的帰結』に変えさせてもらいます。
 因みに、The Conquest of Happiness は、ラッセルの真意からいえば『幸福の獲得』とすべきですが、9種類位ある邦訳のほとんどは『幸福論』になっています。『幸福の獲得』では、一般受けしないのでしょうね

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ケインズの書名  投稿者: サトウ  投稿日: 5月24日(火)21時50分1秒 i222-150-238-114.s02.a013.ap.plala.or.jp
本日付け更新記事についてですが、私の知るかぎり、経済学者ケインズの著書、『My Early Beliefs』と『The Economic Consequences of the Peace』は、それぞれ『若き日の信条』と『平和の経済的帰結』と訳されています。瑣末なことですが、気が付きましたので。

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Re お礼  投稿者: 松下彰良  投稿日: 5月 5日(木)14時38分24秒 p6f9d0d.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

河本様

>>アフォリズム日記 
>三浦氏は「阿呆理詰日記」と書かれていますが、もしかしてダジャレがお好きなのでしょうか?
>そうだとしたら、私のHPのテーマは、数学・SF・ダジャレなので気が合うかも知れません。

 アフォリズムは駄洒落ではありません。

 '警句'や'格言'のたぐいは、ほとんどの場合、正反対の主張も立派に'格言'になってしまいます。論理学の場合は、そのようなことがないように理詰めで(記号を使って)表現しますが、日常言語の場合は限界があります。そのことを十分認識してもらうために、一見言葉遊びととられるかもしれませんが、わざと正反対の言い方をしたりして、読者を刺激してみます。もちろん言葉遊びの要素はありますが、言葉遊びだけではありません。

 三浦さんがなんといわれるかわかりませんが、私はそう理解しています。  松下
https://members.jcom.home.ne.jp/miurat/

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お礼  投稿者: 河本  投稿日: 5月 5日(木)13時17分57秒 p1102-dnj49chibmi.chiba.ovcs.ocn.ne.jp

 松下さま
   >「ラッセルを読む会」(読書会)のメンバーに紹介し、しかるべき人に読んでもらい、意見や質問があるならばコメントしていただくことにします。

 ありがとうございます。
 ご意見が書きこまれることを楽しみにしています。

 今、「個体」が論理学でどう扱われているのか知りたいのですが、三浦氏の掲示板にて伺ってみようと思っています。

 >アフォリズム日記 
 三浦氏は「阿呆理詰日記」と書かれていますが、もしかしてダジャレがお好きなのでしょうか?
 そうだとしたら、私のHPのテーマは、数学・SF・ダジャレなので気が合うかも知れません。 (^^)  

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Re はじめまして  投稿者: 松下彰良  投稿日: 4月30日(土)09時52分32秒 p6f9d0d.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

河本さま

 書き込みありがとうございます。
 残念ながら、私は論理学を専門に勉強しておらず、「FCについての議論」をよく理解することができません。「ラッセルを読む会」(読書会)のメンバーに紹介し、しかるべき人に読んでもらい、意見や質問があるならばコメントしていただくことにします。
 それから、論理学及び「理論」哲学関係は、ラッセルのホームページの姉妹サイトである、
三浦俊彦氏のホームページの掲示板で議論されることをおすすめします。  松下  https://members.jcom.home.ne.jp/miurat/

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はじめまして。  投稿者: 河本  投稿日: 4月26日(火)11時17分27秒 p1097-dnj44chibmi.chiba.ovcs.ocn.ne.jp

 松下さま
 以前からROMしていたのですが、なかなか書き込めませんでした。
             
 >集合論
 一年ぐらい前に私のHPの「すうろん掲示板」で、科学者兼SF作家の小林泰三氏と私の集合論「FC」について議論したものを編集してここに掲載してあります。
 お時間があったらお読みください。
    https://boat.zero.ad.jp/~zbi74583/mini00.htm

 ご意見など掲示板に書き込んでくだされば幸いです。 
    https://boat.zero.ad.jp/~zbi74583/index.htm

 なお、HPの日本語の他のページは友人向けに書いていますので、分かりにくい点はご容赦ください。

 >自己紹介
 数論・グラフ理論・集合論を研究しております。
 私の得た結果に対する他の数学者の評価は数論と集合論では全く異なるので、少し不便を感じています。
 例えば数論の結果はMathWorldやScience Newsなどに取り上げられています。
    https://mathworld.wolfram.com/UnitaryAmicablePair.html
    https://www.sciencenews.org/articles/20040131/mathtrek.asp
 しかし集合論では、あまりに非標準な理論のため、マッド・サイエンティスト扱いされメーリング・リストに参加させてもらえなかったりしています。
 「ラッセルのParadox」を解消し、しかも順序数が表現可能なのですから、よい理論なのではないかと思うのですが、まったく理解者が現れません。

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Re ラッセル関連グッズ    投稿者: 松下彰良  投稿日: 4月 6日(水)21時25分8秒 p291059.sitmnt01.ap.so-net.ne.jp

サトウ様

 ラッセル関連グッズ販売サイトのご紹介、ありがとうございます。
 何でも商売にしてしまうんですね。入手したいものも少しありますが、
ラッセルの顔が描かれたパンツはどうかと思いますが、・・・。
https://www.uncapitalized.net/archives/2005/01/red_white_and_glow/

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ラッセル関連グッズ  投稿者: サトウ  投稿日: 4月 6日(水)20時50分57秒 i222-150-238-114.s02.a013.ap.plala.or.jp
ネットサーフィンしていたら、ラッセル関連商品を見つけました。ユニークなイラストです。トレードマークのパイプをくわえていないのが少し残念。他にプラトン、デカルトなどの商品もあります。

https://www.cafepress.com/thinker_7

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glowing blue とはこんな色  投稿者: 松下彰良  投稿日: 3月19日(土)10時03分44秒 p290d2e.kyotnt01.ap.so-net.ne.jp

サトウさま

 google を使って、"glowing blue"で検索したところ次のサイトに画像がのっており、glowing blue とはこのような色をいうんだな、ということがわかりました。
 https://www.uncapitalized.net/archives/2005/01/red_white_and_glow/
 英和辞典では、glowing は白熱した;鮮やかな、といった意味が書かれていますが、高熱により「白みがかったブルー」といった感じでしょうか。どちらにしても、日本とは風土が異なるので、訳が多少違和感を与えるのはしょうがないことでしょうか。
https://www.uncapitalized.net/archives/2005/01/red_white_and_glow/

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glowing blue  投稿者: サトウ  投稿日: 3月18日(金)23時16分36秒 i222-150-238-114.s02.a013.ap.plala.or.jp

松下さま

私も「glowing blue」がどんな色かよくわかりませんが、下記HPが参考になるかと思います(空の色ではありませんが)。イギリスで見た夕空は雲っていたので、明るかったことしか記憶にありません。ただ、原文の前の箇所に「standing out dimly」とあるので、「鮮やかな青色」や「真っ青」ではどこかしっくりこないような気もします。それにそもそも「真っ青な夕空」というのも違和感がなくもありません。空の色は赤ではなくて青のように思われますが(blueとあるのですから)、もしかすると「glow」の意味を検討すべきかもしれません。

https://atggems.homestead.com/files/Gemstone_Pics_Sapphires-Rubies.htm

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阿弥陀かぶり  投稿者: 松下彰良  投稿日: 3月18日(金)21時41分41秒 p290d2e.kyotnt01.ap.so-net.ne.jp

サトウ様

 ご教授ありがとうございます。'アミダにかぶる'という言葉は、小さい頃に何度か聞いたことがありますが、意味を人に聞くことも、辞書をひくこともありませんでした。
 https://www.grekisi.gsn.ed.jp/070102.htm に説明があり、納得しました。すると日高訳が正解ということになります。日高先生の訳はあまりにも誤訳が多いので、これもまちがっているのかと早合点してしまいました。
 やはり、「阿弥陀にかぶり」と訳し、説明しているウェブページにリンクしておくことにします。
https://www.grekisi.gsn.ed.jp/070102.htm

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the glowing blue of the evening sky  投稿者: サトウ  投稿日: 3月18日(金)21時20分28秒 i222-150-238-114.s02.a013.ap.plala.or.jp

まず、先の「wearing his hat on the back of his head」ですが、日高訳では「帽子をあみだにかぶって」とあります。こちらの方がぴったりな訳かと思いますが、「あみだ(阿弥陀)かぶり」は由緒ある言葉であるにもかかわらず、一部の帽子愛好家くらいしか知らないと思われるので(知っていたらすみません)、一番ポピュラーな「浅くかぶる」という訳をあてはめました。

「the glowing blue of the evening sky」についてですが、日高訳の「あかね色の夕焼け空」は、先入観による誤訳かと思います。私も初夏にイギリスを訪れたことがありますが、午後7時を過ぎても明るかったのを憶えています。思い切って「真っ青な夕空」なんて訳はどうでしょう。

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RE: wearing his hat on the back of his head    投稿者: 松下彰良  投稿日: 3月18日(金)01時18分42秒 p290d2e.kyotnt01.ap.so-net.ne.jp

サトウ様

 コメントありがとうございます。'浅くかぶり'に訂正させていただきました。

 野球帽をおでこをあけるようにして浅くかぶることはありますが、’浅くかぶる’といえば、帽子を頭にチョコンとのせるだけ状態のように思え(欧米人の発想と日本人の発想と違っているような気もしますが、'帽子を浅くかぶる'というのが、一番あっている邦訳であるような気がします。
 ところで、本日アップロードした邦訳で、
the spire standing out dimly against the glowing blue of the evening sky
 のなかの glowing blue のところがよくわかりません。おわかりであれば教えてください。
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wearing his hat on the back of his head  投稿者: サトウ  投稿日: 3月16日(水)00時37分2秒 i222-150-238-114.s02.a013.ap.plala.or.jp

松下さま

15日付け更新記事の上記フレーズに対する訳に疑問符を付されていましたが、「帽子を浅くかぶり」と訳せばよいのではないでしょうか。

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Re お聞きしたいのですが・  投稿者: 松下彰良  投稿日: 1月17日(月)19時35分15秒 p290a9a.kyotnt01.ap.so-net.ne.jp
 バートランド・ラッセルは、性的虐待について述べることはあっても、性的虐待をレベル分け、段階分けするようなことはしていません。

 あなたがお探しのラッセルは、この問題のアメリカの専門家であるダイアナ・ラッセル博士(Diana Elizabeth Hamilton Russell 1938〜 )だと思われます。
 次のページは、ダイアナ・ラッセルのホームページです。
 https://www.dianarussell.com/

 About Dr. Diana Russell
 'Professor Russell is the recognized academic expert on the empirical study of sexual violence against women in the United States and a leading authority on this subject throughout the world. None of the conceptual factual political or legal advances in understanding documenting and opposing violence against women in this country including my own work would have been possible without her ground-breaking studies and scholarly publications.' (Catharine MacKinnon Ph.D. Law Professor author of Sexual Harassment of Working Women)

 ダイアナ・ラッセルに関する情報は英語のものであれば多数あります。日本語のものも少しありますので、いろいろ検索してみてください。

 なお、アラン・ウッドが書いたラッセルの伝記『バートランド・ラッセル−情熱の懐疑家−』は、1957年に出版されていますが、この本の「はしがき」に、執筆にあたって情報を提供してくれた一人として「ダイアナ・ラッセル」がでてきます。ただし同姓同名で無関係か、あるいはラッセルの親戚の人間(→1938年生まれのダイアナは、1957年当時19歳)として資料提供などしているかどうか、不明です。
  ★ https://russell-j.com/cool/BRPS-PRE.HTM ★
https://russell-j.com/cool/BRPS-PRE.HTM

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お聞きしたいのですが・・・  投稿者: kouji  投稿日: 1月17日(月)18時31分36秒 ns1.class.osaka-hightech.ac.jp
 性的虐待について調べているのですが、その中で、ラッセルが「性的虐待が与える影響の程度を段階わけした」との記述があります。
 そのラッセルとは、B=ラッセルでいいのでしょうか。
 その本には、出身国や代表著作等が記載されていないためまったく分からないんです・・・m(=△=)m

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