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あらゆる種類の知的体系 - キリスト教(注:宗教)、社会主義、愛国主義、その他 - は、孤児院のように、服従と引き換えに安心感(安全)を与える準備をしている。自由な精神生活は、何らかの信条(教義)に包まれた生活のように、暖かく、快適で、社交的なものではない。外で冬の嵐が吹きすさんでいる間は、信条のみが温かくて心地よい炉端にいる感情を与えてくれる。
All sorts of intellectual systems - Christianity, Socialism, Patriotism, etc - are ready, like orphan asylums, to give safety in return for servitude. A free mental life cannot be as warm and comfortable and sociable as a life enveloped in a creed: only a creed can give the feeling of a cosy fireside while the winter storms are raging without.
Source: Bertrand Russell: On Education, especially in early childhood, 1926, chap. 2 The Aims of Education
More info.: https://russell-j.com/beginner/OE02-210.HTM
<寸言>
「精神の自由」を犠牲にして安定(安心安全)を求める人が少なくありません。間違った信条でも、信じている限り(あるいは、信じているふりをしている限り)一時的な安心感を得ることができます。
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