バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )


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 子供は'ごまかし'を嫌うが,通常,そのような気持ちは歳をとれば消滅する。(従って)子供に不快な真実を知らせない慣行は、大人が考えるように、決して子供のために採用されたのではない。それは大人にとって卒直さは苦痛であるがゆえに採用されるのである。

They (= Children) have a dislike of humbug, which usually disappears in later life. The habit of screening them from the knowledge of disagreeable truths is not adopted for their sakes although adults may think it is ; it is adopted because adults themselves find candour painful.
Source: Bertrand Russell: On protecting children from reality (written in Oct. 5, 1932 and pub. in Mortals and Others, v.1, 1975.
More info.:https://russell-j.com/CHILD-P.HTM

<寸言>
 子供は世の中の「ごまかし」をあまり知りません。子供は大人の「ごまかし」を発見すると怒ります。しかし、大人になる過程で、多くの「ごまかし」を見つけ、いちいち怒っていては「自分の身がもたない」ことに気づき、「目をつむる」習慣を身に着けます。そうして、自分が行う「ごまかし」にも寛容になり、「忖度」が十分できる「立派な」大人に成長します。めでたし、めでたし?


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