バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )


あるいは
 アマゾンで購入 
 子供が最もよく育つのは,若い苗木と同じく,邪魔されないで同じ土壌の中に置かれているときである。多すぎる旅行やあまりにも種々雑多な印象は,幼い子供達にとってよくないし,成長するにつれて,実りある単調さに耐えることができなくしてしまう。

A child develops best when, like a young plant, he is left undisturbed in the same soil. Too much travel, too much variety of impressions, are not good for the young, and cause them as they grow up to become incapable of enduring fruitful monotony.
Source: Bertrand Russell: The Conquest of Happiness, 1930, chap.4: Boredom and excitement
More info.:https://russell-j.com/beginner/HA14-060.HTM

<寸言>
 ラッセルがここで言っている子供(child)は,小学校くらいまでの幼い子供のことを言っています。中学校高学年からは世界各地を訪問することは意義がありそうです。
 これ(子供に消化しきれない多くの印象を与えること)は旅行だけでなく、学習(勉強)も同様と思われます。一部の知識欲旺盛な子供は例外でしょうが、中学受験のために小学生の頃から知識の詰め込みをする習慣は、大人になっても悪い影響を与えそうです。

#バートランド・ラッセル #Bertrand_Russell