バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

  【親友のC.サンガーへの手紙から】

 (米国滞在時に)私はソルト・レイク・シティに行きました。そうして、モルモン教徒は、私を改宗させようとしましたが、お茶(紅茶など)やタバコを禁じているのを知り、私には向かない(合わない)宗教だと思いました。

I went to Salt Lake City and the Mormons tried to convert me, but when I found they forbade tea and tobacco I thought it was no religion for me.
Source: Letter to C. P. Sanger, 23 December, 1929 In: The Autobiography of Bertrand Russell, v.2:1914-1944.
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<寸言>
【ケンブリッジ大学の学生の時からの親友のチャールズ・サンガー宛の手紙(1929年12月23日付)のなかの一節で、『ラッセル自伝』第2巻に収録されています。】 

 キリスト教には無数の宗派があり、それぞれ独特の教義をもっています。最近は、エホバの証人が輸血を認めないということで、多くの子供犠牲になっており、困ったものです。
 モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)では、「アルコール類、コーヒー、紅茶、お茶、タバコ」が禁ぜられているとのことです。これらを禁止されても代替物があるので、それほど害を及ぼさないようでしょうが、お酒の好きな人なら、ラッセル同様、「私には無用の宗教だ」と言いそうです。

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