バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

 けれども、古代人は明らかに正しかった。良い人生には、さまざまな活動の間でバランスがなければならず、そのうちのひとつの活動が他の活動を不可能にするほど極端であってはならない。
 大食漢(大食いの人)は、食べることのために他のすべての楽しみを犠牲にし、そうすることによって、人生全体の幸福度を減らす(減らしている)。

The ancients, however, were clearly in the right. In the good life there must be a balance between different activities, and no one of them must be carried so far as to make the others impossible. The gormandizer sacrifices all other pleasures to that of eating, and by so doing diminishes the total happiness of his life.
Source: ラッセル『幸福論』第11章「熱意」
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<寸言>
 自宅やレストランで普通に「大食い」をするのであれば「その人の勝手」ですが、テレビの番組などで「大食い」や「早食い」を競う」姿は不快に感じられます。世界にはその日の食事に困っている人がたくさんいるということを持ち出さなくても、なぜわざわざ大勢の前で「大食い」や「早食い」を競わないといけないのか、また「大食い」や「早食い」をなぜ自慢するのか、なぜそういった人をTV関係者は「持ち上げるのか」、「大食い」「早食い」番組を好む人がなぜこんなに多いのか、理解も共感もできません。
 若い頃は「大食い」「早食い」しても健康に大きな影響はないかも知れないですが、歳をとってから必ずと言ってよいほどその「仕返し」を受けそうです。「自業自得」でしょうが、TV関係者がそういった大食漢等を持ち上げることだけはやめてもらいたいと思います。人前で自慢することなく、一人でどうぞ倒れるまで食べ続けてください。

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