バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

 文明人の大多数が、唯一の社会的義務は自国に対するものであり、自国の発展のためには他国の人々にいかなる損害を与えても正当化される(注:いわゆる「愛国無罪」)と感じ続けている限り、いかなる外交上の取り決めも政治改革も寛容な世界を作り出すことはできない。

So long as the majority of civilized mankind continue to feel that their only social obligation is to their country, and that for its advancement they are justified in inflicting any degree of damage upon people of other countries, so long no diplomatic arrangements or political reform can produce a tolerable world.
Source: Bertrand Russell: The Prospects of Industrial Civilization, 1923, p.19
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<寸言>
 自分が好きでない国々の不幸を喜ぶ人々がけっこういます。それを許容する人は、自国(日本)の不幸を喜ぶ外国人がいても文句を言うことはできません。
 そういった国民の不適切な感情を利用して自分に対する支持を固めようとする政治家は世界中に存在しています。
 愛国心が強いように見える政治家が実は愛国心が一番欠如していることがわかる今日この頃です。愛国心が本当に強いのであれば、日本の信者からお金をしぼりとって韓国に送金し続ける統一教会から支援を受けるなどということはできないはずです。

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