バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Ru
ssell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

 私達は、良心は世界の異なった国々で異なった行為を命ずるものであることを、さらに、大ざっぱに言えば、どこへ行っても種族の慣習と一致するものであることを、知っている。それでは、良心が咎める(とがめる)と言うとき、実際には何が起こっているのだろうか。「良心」という言葉は,事実,いくつかの異なる感情を含んでおり,そのうちの最も単純な感情は悪行・悪事が発覚(露見)しないかという恐れである。

We know that conscience enjoins different acts in different parts of the world, and that broadly speaking it is everywhere in agreement with tribal custom. What, then, is really happening when a man's conscience pricks him? The word 'conscience' covers. as a matter of fact, several different feelings; the simplest of these is the fear of being found out.
 Source: The Conquest of Happiness, by Bertrqnd Russell, chapter 7
 More info.: https://russell-j.com/beginner/HA17-010.HTM

<寸言>
 悪いことをしても時間がたてばそのことを忘れてしまい、死ぬまで露見することがなければ(そのことで)「後悔すること」も「良心が咎めること」もないというのがほとんどだろうと思われます。
 統一教会との関係で多くの政治家(特に自民党清和会系)が「後悔」しているでしょうが、「良心の咎め」はあまりみかけられません。
 多くの政治家が「民主主義を守る」と口では言いますが、普通だったら当選しない議員に統一教会票をあてがい当選させることは「民主主義を壊すもの」であるということを、(統一教会票を差配していた)安倍元総理は思わなかったのでしょうか?

#バートランド・ラッセル #Bertrand_Russell