バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Ru
ssell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

 生後二,三年を過ぎれば,身体的な勇気の適切な指南役は,ほかの子供たちである。その幼児に兄や姉がいれば,実例を示したり口で説明したりして刺激するだろうし,兄や姉にできることは自分も何でもやってみようとするだろう。学校では,身体的な臆病さは(他の子どもから)馬鹿にされるので,教師がそのことを強調する必要はない。・・・。しかし,この点については,少年と少女の間にまだ若干の区別が見受けられる。そういう区別はあってはならない,と私は確信している。

After the first years, the proper instructors in physical courage are other children. lf a child has older brothers and sisters, they will stimulate it both by example and by precept, and whatever they can do it will attempt. At school, physical cowardice is despised, and there is no need for grown-up teachers to emphasize the matter. ... There is still, however, some difference between boys and girls in this respect. I am convinced there ought to be none.
Source: On Education, especially in early childhood, 1926
 More info.: https://russell-j.com/beginner/OE04-090.HTM

<寸言>
 女の子は臆病な方がかわいいと思う(あるいは感じる)人がいます。しかしラッセルは、不必要かつ合理性のない恐怖心は、子供であっても、男女とも持ってはならない(そういった恐怖心は克服すべきだ)と考えます。

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