バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Ru
ssell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

 さらに子供達は新しい習憤を身につけることがいまだ容易な年頃にある。そして、よい習慣は徳のほとんどを自動的なものとする.・・・。残酷な行為を正当化する理論は、ほぼ必ずといってよいほど、意志によって自然な水路からねじまげられ地下へ追いやられついには罪に対する憎しみあるいはそれらと同等に'尊敬すべきもの(注:皮肉)として気づかないうちに現れてくる 欲望(欲求)に源をもっている。それゆえ、意志によって悪い欲望(欲求)を制御することは、時には必要だとしても、徳を身につける技術としては不十分である。

Moreover, they ( = children) are at an age at which the formation of new habits is still easy; and good habits can make a great part of virtue almost automatic. Theories which justify cruelty almost always have their source in some desire diverted by the will from its natural channel, driven underground, and at last emerging unrecognised as hatred of sin or something equally respectable. The control of bad desires by the will, therefore, though necessary on occasion, is inadequate as a technique of virtue.
 Source: On Education, especially in early childhood, 1926
 More info.: https://russell-j.com/beginner/OE01-130.HTM

<寸言>
 幼い時によい習慣(新しい習慣)をいっぱい身につけることは非常に重要なことです。子供の時によい習慣を身につけることはそれほど難しいことでないですが、大人になってからでは困難です。
 健康増進・維持に役立つ習慣、読書の習慣、話し方、その他、親や教師が賢く優しければ、子どもはよい新しい習慣をいっぱい身につけて育ちます。
 その反対に、悪い習慣をいっぱい身につけている人は、「親の顔を見てみたい」と言われることになります。親だけでなく、祖父母を見る必要がある場合もあります。そういえば、安倍元総理のおじいさんは岸信介でした。「なるほど、さもありなん」といったところでしょうか?(笑)。

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