バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

 しかし,その時の米国訪問で一番記憶に残っているのは,コロンビア大学のマチェット基金(財団)(Matchetto Foundation)のために行なった3回の連続講演(講義)であった。私は豪華なプラザ・ホテルに宿泊させられ,ミス・ジュリー・メドロックが私に付き添った。彼女はコロンビア大学から私の世話をするよう任命されていた。国際問題に関する彼女の見解はきわめてリベラルで,思いやりがあった。それで私たちは,手紙を通して,また彼女は時々私たち(夫婦)を訪問したのでその時に,国際問題について論じ続けた。

But the chief memory of this visit to America is of the series of three lectures that I gave on the Matchette Foundation at Columbia University. I was put up in luxury at the Plaza Hotel and shepherded about by Miss Julie Medlock, who had been appointed by Columbia to bear-lead me. Her views on international affairs were liberal and sympathetic and we have continued to discuss them, both by letter and when she visits us as she sometimes does
Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.3
More info.: https://russell-j.com/beginner/AB31-200.HTM

<寸言>
 ラッセルは世界を代表する多数の高級ホテルに宿泊しています。そのことについてふれたいため、昨日と前半部分が重複しますが、引用しておきます。
 ラッセルは資産家ではないので、自腹ではもちろん高級ホテルに宿泊することはあまりないでしょうが、世界的な有名人であるラッセルを招待する側は、高級ホテルと高級な食事を用意します。大学は直接そのようなことはできませんので(大学はお金がないのでケチです)、財団や裕福な団体が資金提供をすることになります。
 ラッセルを1921年に(2週間たらず)日本に招待したのは改造社(出版社)ですが、京都のみやこホテル、奈良の天理ホテル、東京の帝国ホテルなど、当時の日本の最高級ホテルを提供しました。

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