バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Ru
ssell Quotes )

ラッセル英単語・熟語1500

・・・女性への政治上の諸権利を与えることに対する最も有名な反対者は,ヴィクトリア女王(Alexandra Victoria Wettin, 1819-1901/在位:1837年6月20日-1901年1月22日)であった。・・・文明世界全体を通して,この大義(婦人参政権の主張)の急速かつ完璧な勝利以上に驚くべきものは,他にほとんど見あたらない。それほど成功した事柄に,私も一定の役割を果たしたということは,嬉しいことである。

The most prominent opponent of political rights for women was Queen Victoria. ... Few things are more surprising than the rapid and complete victory of this cause throughout the civilised world. I am glad to have had a part in anything so successful.
Source: Bertrand Russell: The Autobiography of Bertrand Russell, v.1 chap. 1
More info.: https://russell-j.com/beginner/AB16-180.HTM

<寸言>
 NHKで放送された『女王ヴィクトリア 愛に生きる』(全16話)を私も視聴しましたが、ビクトリア女王が「女性への普通参政権付与に反対」したというエピソードはあまり(ほとんど?)出てこなかったように記憶しています。(いや、「出てこなかったこと」は記憶はできないので、あまり「出てきた記憶」はありません。)
 J.S..ミル(=ラッセルの名付け親)から英国における女性参政権を要求する運動が始まったとのことですが、ラッセルの父親はミルの信奉者であり、母親な熱心な男女平等論者でした(注:ラッセルの母親はラッセル2歳の時に、父親はラッセル3際の時にジフテリアで亡くなっています。)
 そういう両親を持ったラッセルですから、熱心な男女同権論者で女性参政権論者にならないはずはない、といったところでしょうか。

 
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