バートランド・ラッセルの名言・警句( Bertrand Russell Quotes )


ラッセル英単語・熟語1500
 私がケンブリッジで身につけた真に価値ある一つの思考習慣は,'知的誠実'ということであった。この美徳は,単に友人たちの間ばかりでなく,教師たちの間にも,確かに存在していた。・・・。  第一次世界大戦中,ケンブリッジ大学においてさえ,'知的誠実さ'に限界があることを発見したのは,私にとって打撃であった。それまでは,私は,どこに住んでいようと,ケンブリッジ大学だけがこの地上において安息所(我が家)とみなせる唯一の場所であると感じていた。



The one habit of thought of real value that I acquired there ( = Cambridge University) was intellectual honesty.... It was a blow to me during the War to find that, even at Cambridge, intellectual honesty had its limitations. Until then, wherever I lived, I felt that Cambridge was the only place on earth that I could regard as home.
 Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.1 chap. 1
 More info.:https://russell-j.com/beginner/AB13-300.HTM

<寸言>
 政治家に知的誠実を求めること自体まとはずれなことかも知れません。政治にはかけひきが必要であり、時には本当のことを言わないことが必要だと認めるとしても、限度というものがあります。
 日本の某政治家(元首相)などは、トランプほどではないにしても、「嘘も方便」と煩悩の百八つよりも多くの嘘を平気で/平然とついてきました。しかし、自分に少しでも関係することで他人が嘘をついたり非難めいたことを言うと、色をなして反撃します。そういった姿を見ると、それが某元総理の本性ではないかと疑ってしまいます。
 いずれにしても、そろそろ政界から退場してもらいたいものです。
 
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