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I realise now that the good lady who taught us (in kindergarten) had had an orthodox Froebel training, and was at that time amazingly up-to-date. I can still remember almost all the lessons in detail, but I think what thrilled me most was the discovery that yellow and blue paints made green.
Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.1 chap. 1
More info.:https://russell-j.com/beginner/AB11-220.HTM
<寸言>
大人になると、幼い頃のそういった感動は忘れてしまう人が多いようです。しかし、大人になれば、たとえば、ビッグバン宇宙論や量子の世界や絶対零度などといったもののなかに、知的な感動を覚えることができるようになります。いや、年齢を重なるにつれて、外界(人間や社会)に対し、あまり関心を抱かなくなり、ちょっとやそっとでは感動しなくなる大人も少なくないようです。
ところで、典型的な赤や青や黄色はみなほぼ同じイメージをもっていますが、黄色といっても人によって(含める)色の範囲が異なります。テレビのアナウンサーなどが黄土色を黄色と言ったりするのを聞くと奇異に感じますが、感じない人も多いのでしょうか? 黄色と赤をまぜるとオレンジ色になりますが、添付画像の上の、マジェンタを赤と考え、シアンを青と考えれば、両者をまぜると・・・! 典型的な「青」になります。色とは関係ないいろいろな事柄において、我々はいつも言葉をそれぞれ曖昧な意味で使いますので、話がかみあわない場合が多くあります。いや、話がかみあってないのにそれに気づいていない場合のほうが多いかもしれません。
#バートランド・ラッセル #Bertrand_Russell