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As I read the press reports in regard to the President's assassination and, later, the purported evidence against Oswald and his shooting by Ruby, it seemed to me that there had been an appalling miscarriage of justice and that probably something very nasty was being covered up. When in June, 1963, I met Mark Lane, the New York lawyer who, originally, had been looking into the affair on behalf of Oswald's mother, my suspicions were confirmed by the facts which he had already gathered. Everyone connected with the Foundation agreed with my point of views and ...
Source: The Autobiography of Bertrand Russell, v.3 chap. 4
More info.: https://russell-j.com/beginner/AB34-190.HTM
<寸言>
FBIやCIAに対する疑惑。その背後にジョンソン副大統領(当時/ケネディが死んだことによって大統領になった人物)がいたのかいなかったのか? 黒幕はジョンソン副大統領(当時)だとする本もでましたが、真相はまだあきらかになっていません。
もしかすると今年、事実の究明に向けて大きな進展があるかも知れません。President Online には、拓殖大学の名越健郎教授による「ケネディはCIAに暗殺されたのか-バイデンは"最後の機密文書"を公開できるか」という記事が掲載されています。ジョー・バイデンはケネディを敬愛しており、今年の10月に、ケネディ事件に関連する機密文書を全面公開する見通しだそうです。
ただし、この記事の最後に気になる記述があります。即ち、
「当面、最後に残った300点の機密文書解禁が待たれるが、専門家のラリー・サバト・バージニア大学教授は『もし核心部分を暴露するような資料があれば、とっくに廃棄されているだろう』と語った。その場合、文書の全面公開によっても事件は解明されず、永遠に謎が残ることになるかもしれない。」
https://president.jp/articles/-/41607?page=1
事件当時、イギリスにも「誰がケネディを殺害をしたのか(に関する)委員会("Who Killed Kennedy Committee")」が設置され、ラッセルが会長に就任しています。(ケネディの後任として大統領となった)リンドン・ジョンソン大統領は暗殺事件を調査するためウォーレン委員会(ウォーレンは当時の最高裁長官)を設置しますが、その報告書は、暗殺はオズワルドの単独犯行だと結論付けました。ラッセルは『自伝』の中で、いろいろ理由をあげて、ウォーレン委員会の報告は信用ならないと主張しています。『自伝』の第3巻第4章末には書簡が多数添付されていますが、その中に、ラッセルの「暗殺に関する16の疑問」というとても長いペーパーが添付されています。
日本とは異なり、アメリカでは公文書が整備されており、いずれは公開されるというのが岩盤のルールになっています。この件についてもそうであって欲しいですが・・・?
#バートランド・ラッセル #Bertrand_Russell