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特定の個人とか特定の個人の集団の徳(道徳的美点)を当てにすることは無益である。哲人王(注:頭脳明晰な哲学者が支配者になること)は随分前に怠惰な夢として退けられたが,(今日)哲人政党は -これも同様に間違っているが- 偉大な発見として,歓呼して迎え入れられている。(Nazis のこと/本書の出版は1938年)
It is useless to trust in the virtue of some individual or set of individuals. The philosopher king was dismissed long ago as an idle dream, but the philosopher party, though equally fallacious, is hailed as a great discovery. (Note: This book was published in 1938)
Source: Power, a new social analysis, 1938, by Bertrand Russell
More info.: https://russell-j.com/beginner/POWER06_330.HTM
<寸言>
「歴史は繰り返さない」が、同じようなことは起こるので、おおざっぱに言えば「歴史は繰り返す」。
小池都知事が「緑の党」を立ち上げた時には多くの人が「過大な期待」を抱いたが、小池都知事が「(憲法観が異なる人達は)排除します」と言ったために、幸か不幸か、緑の党は急速にしぼみ、「緑のタヌキ」と揶揄されることになった。
次の「緑のタヌキ」のかわりは、「赤いキツネ(西村コロナ担当相)」になるのか、「イソジン兄貴(大阪吉村知事)」になるにかわからないが、騙されてはいけないと言っても、無理でしょうね・・・と言ったところか。
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